監督 チャールズ・マッソー キャスト エドワード・ファーロング バイパー・ローリー ショーン・パトリック・フラナリー ウォルター・マッソー シシー・スパイセク ジャック・レモン
トルーマン・カポーティーの自伝的小説を映画化したもの。 実はこの原作は、私の大好きなお話なので、かえって映画はどうかなあって思う気持ちからなかなか観れなかったのだけれど。 観てよかったです。 少年と親戚である年の離れた姉妹の生活。性格のまったく違う姉妹をシシー・スパイセクとバイパー・ローリーが演じている。少し頭の弱いドリーを演じるバイパーはとても可愛くてふんわりした雰囲気をかもし出していて、少年が心惹かれる気持ちがわかるわね。エドワード・ファーロング君(お久しぶり)は内気で繊細なコリン少年役がぴったりだった。まつげ長いの〜。 でも、少し影が薄かったような。どちらかというと友人役のショーン・パトリック・フラナリーの方が目立っていたかも。
コリンがドリーや判事と暮らす森の木の上の家がねー、いい感じでした。 その森がとても綺麗で。派手な美しさじゃないのね・・・心を癒してくれるような。しっとりと落ち着いた色彩。 このあたりは、まるでおとぎ話のようでした。ウォルター・マッソーの恋する判事が可愛くてね。
グラスハープ・草の竪琴・・・素敵な題名ですよね。 風に吹かれる草の声に耳を傾けてみたくなる・・ やさしい気持ちにしてくれるそんな映画でした。
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