1998年イギリス 監督 シェカール・カプール キャスト ケイト・ブランシェット ジェフリー・ラッシュ ジョセフ・ファイナンズ リチャード・アッテンボロー クリストファー・エクルストン
いやあ、やっぱり凄いわ、この時代は。 エリザベスの父親ヘンリー8世っていうのが、妻を何人も変え、エリザベスの母も処刑したような人物だったし、エリザベスも母親違いの姉メアリーにロンドン搭に幽閉されるし。ロンドン搭が写った時、思わず背筋が寒くなったわ。ここがロンドン搭!って感じで。 メアリーが死んで彼女が即位した時はまだ25歳だったのよね。側近たちも誰が見方で、誰が敵なのか。宗教問題は根強いし。(どうしても宗教って好きになれない。いや、宗教がどうとかってことじゃないけど、この時代はそれが即政治や陰謀のもとになるのね・・自由なものなのにね)
才色兼備な二人の女王、エリザベスとメアリー。今まで私はどちらかというとメアリー派だったの。彼女の方が悲劇的でしょ。最後はエリザベスに処刑されるわけだし。物語でも彼女の方がヒロインぽく描かれるよね。 エリザベスの方がちょっと不利!?なんて思ってたけど、それがどうして、彼女も凄いわね。列強君主たちの求愛を退け、国を治めるのは自分だっていう確固たるものを最後には見せる。「私は英国と結婚した」と言う例のセリフには、ぞくりとしました。 そうなるまでには、ロバートとの愛もあって、彼女の女性としての自然な姿も描かれてたし。あのダンスは素敵だったー。ロバート役のジョセフ・ファイナンズ!良かったわー。
ケイト・ブランシェットは、歴史の教科書の写真に激似で感動。 ただね。メアリーはもっと綺麗でしょう。おばさんっぽいんだもの。私のイメージが。美貌のヒロイン像がア・・・
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