瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2003年04月20日(日) 「点子ちゃんとアントン」

2000年ドイツ 監督 カロリーヌ・リンク 原作 エーリッヒ・ケストナー
キャスト エレア・ガイスラー マックス・フェルダー

原作はケストナー。ケストナーの作品はどれも大好き!「飛ぶ教室」なんて良かったな〜。

で、「点子ちゃんとアントン」。
二人がとっても可愛い。原作の二人よりも少し普通っぽく(?)描かれているのね。アントン君も線が細い感じ。現代風ってことかしらん?
あと、ビックリしたのは点子ちゃんの家庭教師のロランス(原作の名前は忘れましたけど・・違う名前だった)のキャラが全然違うこと!
原作ではオールドミスでしたよね。家政婦のベルタとは仲が悪かったけど、映画の彼女は元気のいい点子ちゃんのお姉さんのような感じ。ベルタともすっごく仲が良くて、二人のシーンが楽しい。母親に構ってもらえずさみしい点子ちゃんに二人が歌うシーンとか。

点子ちゃんがアントンを思って頑張る姿はけなげだねー。彼らとアントンのお母さんがいっぱい買い物して、食事して、影絵で遊ぶシーンが好きだな。一緒に観てた子どもも喜んでた。

点子ちゃんのお母さん、最初はもう!分かってないわーっと憤慨してたけど、彼女も淋しくて自信が無かったのかしらね。
ラストも爽やかで良かったです。

あの悪がき二人組!!ある意味凄いねえ。彼らのお母さんが見たかったりして・・


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