| 2003年02月01日(土) |
「星願 〜あなたにもう一度 」 |
1999年香港 監督 ジングル・マ キャスト セシリア・チャン レッチー・レン
盲目で口もきけないオニオン。病院で働く彼の思い人は、看護婦のオータム。彼女と過ごす時間は彼の宝物だった。でも、オニオンは突然不慮の事故で命を亡くしてしまう。 5日間だけ、地上に帰れることになったオニオン。もちろん、彼の逢いたい人はオータム。彼女にあって、自分の思いを伝えたい彼だけど、借り物の姿だし、自分がオニオンだと告白することは許されない彼は、なかなかそれが伝えられない。
目が見えないときは、彼女と仲良く過ごせていた彼が、願いがかなって彼女の姿を見、話をすることが出来るのに、自分の思いを伝えられないもどかしさ、悲しさ。 何もかかれていない(オニオンの)日記に自分の思いを込めて読み上げる彼の姿には泣かされます・・・
『どうかみんな、目を閉じて・・ 隣にいる人を心で感じて。』
オニオンの言葉が心に沁みる別れの場面。 自分の隣にいる人を大切にしよう・・ってちょっと殊勝に思った私でした。
リッチー・レンの素朴な青年とセシリア・チャンの看護婦姿(綺麗!白衣の天使とはまさにこのこと)も良かったです。
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