瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2003年01月29日(水) 「幻の城」バイロンとシェリー

1988年スペイン 監督 ゴンザロ・スアレス
キャスト ヒュー・グラント リジー・マギナニー ヴァレンタイン・ベルカ

ビデオショップの棚に並んだ作品をず〜っと見ていくのが好き。
映画の題名って、見ているとほんとうに面白い。「幻の城」なんとも心惹かれる題じゃありませんか!

19世紀の詩人バイロンとシェリーの物語。
詩人シェリーと後に彼の妻となるメアリは、メアリの異母妹のクレアとともにバイロンの館を訪れる。
この館でメアリは、「フランケンシュタイン」を書き上げるのだが、それは結構有名な話らしい。(以前何かの本でも読んだ)
その物語「フランケンシュタイン」は、メアリの心を恐怖で満たし、その恐怖がどんどんと現実のものになってゆくのが怖い〜

どこまでが現実か、夢なのか。幻想的で怖い物語。
メアリは、彼女を出産したために母親が死んだというトラウマを持ち、それが彼女にあの小説を書かせたのかもしれない。そして彼女の周りには、それから後も死の影が付きまとって離れないのだ。

奔放でわがまま、女癖の悪いバイロンを演じるヒュー・グラント。なかなか魅力的です。
屋敷で飼われているキリンには驚きました!クマもいたなあ。




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