瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
この映画の感想読みたい・・って思ってくださる方がいたら、画面下の検索機能からどうぞ。

2003年01月21日(火) 「恋の闇 愛の光」

1995年イギリス・アメリカ合作 監督 マイケル・ホフマン
キャスト ロバート・ダウニー・Jr サム・ニール ヒュー・グラント
     メグ・ライアン イアン・マッケラン

17世紀のイギリス。医者として天性の才能をもちながら放蕩にふけるロバート。ある日、国王の愛犬を治療したことから寵愛を受け、宮廷での豪華な生活が始まる。快楽と道化の毎日・・しかし、王の愛人に恋したため地位を奪われ、城を追われることになる。

前半は、徹底して道化たロバートが、徐々に自分のやるべきことに気づき、どんどんと顔つきが変わってくる。
17世紀の医学のありさまもよく現れていて興味深かった。ハーブなどを使って治療していたらしい。
メグ・ライアンは、精神病院に収容された患者役で後半にやっと登場するが、子どもを失い夫に去られた悲しい女性を印象的に演じている。心に傷を負い、眠ろうとしない彼女にロバートが話す「マールの国」の話。
『海のかなたのマールの国に、地上で失ったものが眠っている谷がある・・・・』

美しい庭やゴンドラが浮かぶ宮廷の池。見事に豪華な衣装。ああ〜、見ごたえありました。
そして、それにも負けない出演者陣。サム・ニールの国王にヒュー・グラントの宮廷画家・イアン・マッケランの執事。豪華な作品ですね。


 < 過去  INDEX  未来 >