いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2012年09月02日(日) すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会

 今日は長い一日だった。朝7時に帝国ホテル集合。ある経営者団体の役員会が開催された。平成6年からのこの団体のメンバーだったが、忙しくて役員など引き受けていられなかったが、今回尊敬する先輩が会長に就任されたので、止む無く役員をお引き受けした。

 11時まで帝国ホテルで会議を行い、11時半から場所を移動して、分科会。こちらは私が司会である。司会者の力量が発揮されるのは、会議で「演説、非難、沈黙」が始まった時だ、となにかの本で読んだ。午後2時まで、その役をこなし、次はお隣りにある日比谷公会堂へ急ぐ。

 ここでは「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」が開催されている。この集会や尖閣諸島関係の集会、また、靖国神社などは、わがホームグランドに戻ったような感じで「いぬぶしさ〜ん」と、多くの方から声をかけて頂くのがうれしい。


 ほぼ満席の会場に入ると、サプライズである。なんと、野田総理大臣が壇上にいるではないか!今までは、上座は平沼赳夫拉致議連会長の指定席だったのだ。野田総理の演説が始まると、会場の至るところからヤジの嵐が起こった。ところが、その瞬間、司会者の桜井よし子さんの毅然とした、そして凛とした声が響いた。

「皆さん、総理がお話をされています。お静かに!」

 この一言で会場には静寂が戻った。さすが、桜井よし子さんである。「非難」を司会者の力量で一喝されたのだ。民主党政権が崩壊し、体たらくなことは棚にあげ、この際、よくぞ来た!と評価しようじゃないか。

 ただ、大変残念だったのは、平沼赳夫会長は無論、松原仁担当大臣、石原慎太郎都知事など、すべての来賓が「ノー原稿」だったのに、野田総理は原稿を読まれていたことだ。確かに、一国の総理である。間違いがあってはならぬ。が、だ。拉致に対して本気で取り組む気持ちがあるのなら、自らの言葉でその想いと決意を語って欲しかったのだ。


 約3時間に及ぶ集会は、決議文を採択し、最後に全員で「故郷」を合唱して終わった。(以下、歌詞の順番は私により入れ替え)

 北朝鮮ならず者集団に自由を奪われた我が同胞は、ずっと口ずさんでいるいるのだろう。

如何に在(い)ます父母

いつの日にか帰らん

忘れがたき故郷

 すべての拉致被害者を帰せ!!北朝鮮への経済制裁を強化せよ!!
 朝鮮学校への公的支援を止めよ!!
 すべての議員は、日朝友好議連を脱退せよ!!


 


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加