| 2010年11月30日(火) |
いぬぶし採決に抗議の退席@保健福祉委員会 |
本日も昨日の続き、保健福祉委員会が開催された。昨日上程された特別養護老人ホームなどの福祉施設についての指定管理者の再指定についての採決では、自民、公明、民主が賛成。共産党は「指定管理者制度反対」の立場から反対にまわった。私は、と言えば以下の理由から「抗議」の意味をこめて採決に退席をした。
1.社会福祉法人池上長寿園の理事長、事務局長、参与、9つの老人ホームすべての施設長が、大田区OBまたは派遣管理職で占められているのは異常であること。
2.指定管理者の選定に関して「手続きは正しかった」というA4判2枚の資料は議会に出されたが、「なぜ、この法人なのか」という、本来、判断するために必要な資料がない。議会は、どうせ「なんでも賛成する」という態度の表れだ。
共産党の議員詠出議案である「高齢者の医療費補助」についての条例案には、以下の意見をつけて反対した。
1.この補助により、年間22億円の一般財源が必要になるが、その裏づけが「無駄を省けば」では無責任である。
2.施行が来年4月とあるが、極めて「政策的要素」の高い条例案は、今出すべきではない。なぜなら、来年、区長選挙、区議選挙がある。新しい区長、新しい区議会の構成で決めるべき。また、時間的余裕がなさすぎる。
3.ただし、議会で「物事を議論して決する」という、大田区議会が最も不得意とすることに一石を投じる意味では、議員提案を高く評価するものである。
議会の委員会は「大質問大会」、本会議は「大朗読大会」と化していると思われても仕方ない。まるで、議員報酬を頂戴するための「セレモニー」と区民には映るのではないだろうか。
変えなきゃ議会!来年来るであろう新人区議に笑われないよう‥
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