いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年09月05日(金) 大田区が六郷地区に600坪余の土地を取得!

 大田区執行部に対して楯突いているように思われている私は、以前、経営管理部長から「我われのお友達ではない」とまで断言されてしまった。まあ、議員は常に執行側と緊張感を持つべきが持論なので、お褒めの言葉と受け止めているが…

 その後も、露骨に見える旧政権中枢の人々に対する左遷人事にも苦言を呈してきたが、その動きはさらに止らなかった。先般も、区の外郭団体とも言える社会福祉法人の理事長を更迭したり、区元幹部の再就職先に対し、圧力と思われる言動を続けている行為は、お役人以前に「人として」どうかと思う。志ある職員はやる気をなくし、昇任こそが生甲斐の人が多くなる組織はいつか崩壊する。くれぐれも、ご再考を!

 とまあ、けんか腰の前置きの後になんだが、今日はすばらしい!!!と、敬意を表する案件があった。それは、大田区仲六郷にある国道沿いのファミレス跡地約600坪余りを、雑色駅前にある六郷特別出張所の移転先として区が購入したのだ。

 実は、この話は旧政権時代から出ていた話で、六郷出張所にアスベスト含有建材が使われていたり(現在は安全です!)、雑色駅立体化に伴う駅前広場予定地に出張所がかかっているなど、地元からも早期取得が望まれていた案件だった。

 が、かなわないまま、該当する土地にはゴーストタウンとなったファミレスが残り、様々な購入先がウワサにのぼっては消えた。隣接するス−パ−も触手をのばしたが叶わず、急転直下の英断で本日、大田区土地開発公社が購入した。

 土地購入は、お役所仕事で行っていては時期を逃してしまう。今回は、話が机上にのぼって1ケ月もたたないでの結論とは、いかにも早かった。様々な人々の努力の結果だと思うが、この好立地の取得は様々な意味でよかったと思う。

 また、道路予定地を除いても600坪は出張所だけには広すぎて、地域のために様々な意見を取り入れた有機複合的な公的施設が出来る可能性があり、楽しみである。さらには、出張所の移転先が決まったことにより、雑色駅前再開発の大きな種地が出来たことも拍手喝采の出来事だ。

 大田区執行部のすばやい英断に敬意と拍手を贈りたい!!!!!


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