雪さんすきすき日記
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2018年11月16日(金) 続・「Bot Vice」のこと

 帰宅したら、けものフレンズ LIVE 〜どうぶつビスケッツ LIVE〜のチケット先行申し込み当選の通知が届いていた。しかも、非売品の特典付き。今度は1人で参加なので、ちゃんと光る棒を買って予習もしっかりして挑まねば。

 「Bot Vice」(DYA Games)が一段落したので感想を。
 警官として潜入任務に赴いていた主人公エリンは、潜入情報の漏洩により反撃を受け片腕を失う瀕死の重傷を負う。機械製の義手を取り付けた彼女は、警官ではなく復讐者として、凶悪集団「ワイルドボッツ」に挑む。
 このゲームは固定画面のシューティングアクション。操作は左右移動とショット、ブレード、回避、照準、武器選択。
 自機は画面の最下段の位置し、左右のみ移動可能。自機の前方にはバリケードがあり、敵はその奥から登場するので、敵弾に被弾しないように避けたり隠れたりしながら攻撃をして敵を倒していく。照準を押した状態だと最も近い敵を狙うようになり、再度押すと照準が別の敵に移っていく。
 敵弾の回避方法は、左右へのドッジロール、バリケードに隠れる、ブレードで敵弾を消すの3種類。ドッジロールは全ての攻撃に対して有効だが、バリケードは直撃する弾には被弾し、ブレードもレーザーなどの連続した攻撃には無効となる。
 アイテムキャリアー的な敵に攻撃を当てると、体力回復や武器のアイテムを落とすので、それらを拾うことで体力を回復したり、様々な武器を使うことができる。ただし、武器は初期装備のハンドガン以外は全て弾数に制限がある。
 雑魚を全て倒すとボスが登場し、ボスを倒すと面クリアとなる。被弾すると体力が減り、全て無くなるとゲームオーバー。

 「NAM-1975」や「カベール」のようなゲームシステム。左右移動のみという自機の動きの自由度の低さに対して、多数の敵が一斉に自機を狙って攻撃してくるので、無防備に立ち止まっていると即蜂の巣にされてしまう。それに対して自機には3種類もの回避方法があるので、まずはそれらを駆使して敵弾を華麗に回避することが求められる。その上で、最大で6種類の武器を使い分けて敵を攻撃して倒していくのだが、アイテムキャリアーの登場する頃合や落とす武器は全て決まっているので、それらを撃ちまくれば簡単に敵を殲滅…とはいかず、無計画に武器を使いまくるとボス戦で武器が足りずに苦戦すること必至の調整となっている。とはいえ、ガチガチにパターンを固める必要もなく、武器の使いどころさえ押さえておけばあとは撃ちまくり避けまくりの銃撃戦となり、程よいパターンと程よい即興の按配が難易度調整に上手く作用しているのがこの作品の面白いところである。それに加えて、列車が突っ込んできたり、毒ガスが足元から吹き出したり、岩が上から落ちてきたりと、各面には様々な仕掛けも用意されており、より変化に富んだ銃撃戦を楽しませてもらえた。
 また、実績として全ての面をクリア時間ランクAでクリア、全ての面を体力全快でクリア、各面独自の実績(特定の物を壊すあるいは壊さない、特定の攻撃に当たらない等)がある。したがって、1つの面で3つの攻略が楽しめるようにもなっている。ただ、1つの面でこれらを全て狙うとなるとかなり疲れるので、1日にせいぜい2〜3面しかクリアできず、全面クリアするのに2か月近くかかってしまった。
 全面クリアした後にはエキストラステージがあり、こちらは本編に比べて敵も武器も増量されている。したがって、本編以上に派手な銃撃戦となるが、武器が多いことが有利に働き、さらに評価がクリア時間しかないので本編より攻めていけるところが気持ちの良い内容であった。
 グラフィックは割と粗目の解像度のドット絵と原色多めの色使いで、スーパーファミコンの頃のゲームを意識しているような印象を受けた。ゲーム内容も固定画面ということで1つの面は小さくまとまっているが、それを面数の多さで補っているという、これまた昔のゲームによく見受けられた構成となっている。そんな感じで、ちょっと懐かしさを覚えるような作品でもあった。


氷室 万寿 |MAIL
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