雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2016年04月22日(金) 「雪晶石」のこと

 今日は有給を取得したので、8時半頃起床。
 起き掛けに風呂を掃除して、歯医者に行って歯石を取り、郵便局で熊本地震の義援金を日本赤十字の口座に振り込んで午前中が終わった。

 帰宅後、「雪晶石」(Project Noise)をプレイ。
 極寒の大地。ここを人の住まう土地とすべく作られた結界がある。しかし、時が経ち徐々に失われていく結界の力が悲劇を引き起こす。この悲劇に全てを奪われた二人の姉妹が、それぞれの務めを果たすべく立ち上がる。
 攻防一体の攻撃手段である結界が特徴の弾幕縦STG。自機の操作は移動にボム、低速移動、結界と、結界以外は一般的な弾幕STGである。
 結界は敵弾にかすることによってゲージを溜める。高速時には青、低速時には赤のゲージが溜まる。各ゲージが一杯になったら結界が発動可能。発動した結界は一定時間継続し、発動中は次のような効果が得られる。
・再度結界を発動すると特殊攻撃を発動して結界が終了する。
・敵弾に一度だけ被弾してもミスにならない(結界は終了する)。
・敵弾にかすることで、青の結界時にはボムの回復ゲージが、赤の結界時には残機の回復ゲージが増える。ゲージが一杯になるとボムまたは残機が増える。
 このように、結界は攻撃、防御、回復と様々な効果を兼ね備えている。特に、ボムまたは残機を増やす手段は、この結界中の敵弾かすりによるゲージ回復のみとなっている。

 かなり前のロケテゲームショーで体験版をプレイして、この作品の特徴である結界システムが非常に面白かったのが印象に残っているのだが、完成版でもその面白さは変わらず。結界ゲージがすぐに溜まり、発動してもプレイヤーに一切の不利益は無いので、遠慮なく発動して特殊攻撃も積極的に使っていけるのが実に気持ちよい。また、ボムや残機を増やす手段も結界中の敵弾かすりによるゲージ回復のみとしたのも、結界を使用する意義を高める英断である。結界中にゲージを増やすのは一見すると大変そうだが、実際に行ってみるとかなり簡単で、この辺りも結界の使用を促す効果があるように思えた。そして、結界ゲージ周り表示への配慮も複数なされており、非常に分かりやすくなっている。個人的には、ゲージが溜まったときの音に何度も助けられている。
 ボス戦の最後の攻撃ではボスに悪霊が憑依し、自機の弾を当てて倒すのと、結界の攻撃で救うのとで、ボスの生死が分かれる。これがマルチエンディングの条件になっており、救った数が多ければ上位のエンディングとなる。結界の特殊攻撃で救う方が遥かに楽であり、死なせてしまうとバッドエンドに直行なので、下位のエンディングは挑戦的な要素であろうかと。この、ボス戦でも結界の意義を高める発想も独特で面白い。

 両主人公とも、NORMALをノーコンティニューでクリア。とにかく結界の特殊攻撃と残機やボムの回復が強力で、HARDくらいまでであれば弾密度に対しての難易度は割と低め。総じて、結界というシステムを活かすための調整や配慮に富んでおり、製作者の結界への意気込みや思い入れが感じられたのが好印象であった。
 そのまま調子に乗って実績埋めに挑戦。エンディングは全て見ることが出来た。HARDもコンティニュー1回でクリアできたが、その上の最上位難易度であるBLIZZARDは初見ではコンティニューを使い切ってもクリアできなかった。実力避けや苦手な交差弾も多くてちょっとこれは手に負えない予感。


氷室 万寿 |MAIL
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