雪さんすきすき日記
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2012年09月30日(日) 「君が見た光2」のこと

 今日は昨年の冬コミの新作で最後となった「君が見た光2」(うしみつバナナ組)をプレイ。

 魔法が使える不思議な少女光。前作では倒れた母を助けるために4つの石を集めたところ意外な過去が次々と明らかになったのだが、今作はその光が天界のとある街から持ち出された危険な魔道書を取り戻すべく奮闘する。
 ゲーム内容は縦STG。前作同様独特のパワーアップシステムが特徴の作品で、今作ではコンボをつなぐことによりパワーアップの元となる精霊石を大量入手できる。まず、敵を倒すと精霊結晶が登場と同時に精霊共鳴力が上昇。この状態では精霊石を入手することができず、コンボが途切れたときに精霊結晶が精霊共鳴力に応じた精霊石に変換されて自動回収となる。そして、コンボをつなぐほど、また敵弾が画面上に沢山あるときに敵を倒すほど精霊共鳴力の上昇が大きくなるという仕組みとなっている。さらに、精霊共鳴力が一定数を超えると精霊結界が発動。この状態では敵を倒すたびに画面内にある全ての精霊結晶から精霊石が発生するという、大盤振る舞いな状況となる。発生できる場面は限られるが、より多くの精霊石を入手できる絶好の機会である。
 しかし、きちんとパワーアップをしないと火力が足りずに先の面で詰まるのも前作どおり。プラクティスを活用してコンボパターンをきちんと構築しないと攻略は進まない。

 アイテム大量入手の気持ちよさは相変わらずで、精霊結界も道中1〜2箇所でしか出せなかったが、何が起きているのか一瞬戸惑うほどの大量の精霊石が一斉に自機に向かって飛んでくる。コンボについては、面の最初から最後までつなげるパターン程度は要求されるが、それほど綱渡り的な場面は少なく、要所を押さえればすんなり繋がるかと。大体3面で最大レベルの1つ下まで到達し、4面はボスのみなので据え置きだったが、5面を適度につなげればラスボスまでにはレベルが最大になるかと。上手い人なら4面到達時にはレベルが最大になっていそう。コンボをつながせるということで、前作よりも道中のテンポは良かったように思える。
 ボスキャラの攻撃も前作よりはかなり洗練された印象を受けたが、2面からしっかり実力避けを要求される辺りがこのサークルの作品らしい。4面ボスのワインダーで画面端で圧殺されたのには相変わらず運の要素があって参ったが、素直にボムを使えということであろう。
 あと、グラフィックや背景などの演出効果が大幅に強化されたのが注目すべき点。前作と比べるとかなり垢抜けた感がある。
 パワーアップができないと先の面で詰まるというのには結構慣れたかもしれない。そもそも。アーケードゲームでもそういう作品はざらにあったし。前作もそうだが、最終面までにレベルがほぼ最大になるので、最終面では思う存分暴れることができるのは、それまでの苦労が報われる上手い作りである。

 とりあえず、ノーコンティニュークリアまで達成。4面ボス以降は危なくなったら即ボムで凌ぐというボムゲーであったが、十分に楽しめた。というわけで、この作品はこれで一段落。

 さて、明日から例大祭新作に着手である。楽しみにしていた作品も多いので、がんばろう。


氷室 万寿 |MAIL
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