単独ライブ  -音楽と日常の独り言-
me-mi



 pogo

今朝方は雨が降ったのだけれど、正月明けてから晴天が続いた。
お店でも「去年は寒かったし、インフルエンザでひどい目にあったよね〜」っておっしゃるかたが多い。

それに比べて今年は、だ。
そんな小春日和の日々だった。

朝、きらきらした日差しの中を自転車で通勤する。
そういえばすれ違う人の顔ぶれも多少変わったなあと思う。
中学校、小学校の脇を通るのだが、新学期前だというのに小さな男の子が通学途中のようだった。
ルーム(仕事をしている家庭のための放課後の教室)に向かっているのだと思う。

多分1年生。それも小さいほうだろう。男の子だ。
その子が横断歩道の脇でぴょんぴょん跳ねていた。
その動作は、定められた動きとは全く違う、体の中から湧き上がる衝動のように映った。
もちろんその子も、決められた時間を守って学校へ向かってはいるのだけど、通勤のために走る車や、道路工事の人たち、目的のみの動きをしている大人とは確実に違うなにかで動いていた。

その姿を見て、可愛らしいと思い、切ないと思う。
そしてその自由さに憧れる。
人目を気にすることなく、というよりも彼の中に人目という概念は無い。
子どもにとって、中心は自分なのだ。
そして意識しない限り周りは存在しない。
世界は自分と、自分が必要な親だとか友達だとか先生とか、それだけ。

そういやしたのこも、ついこないだまでそんな感じだったなぁ。
したのこは、我が家のなかではしゃべる類に入る。
勝手にしゃべってよく私とtomoから「うるさい!」と言われる。
歌を歌っていて、tomoから「歌うな」と言われたときに、
「だって歌ってしまうっちゃもん」と言った。

その単純に湧き上がる衝動。
大きくなるにつれて少なくなって、やがては消えていく衝動。

消えない者だけがなにかを生み出していけるのかな?
分別なんて創造には邪魔なのかもしれないな。

きらきら光る朝の日差しを自転車で走りながら、創造するひとのことを考えた。止むに止まれぬ衝動に突き動かされて出来上がる何か。
それは他人に強要されることでなく、他人を動かそうとすることでもなく。
だけれども見る人の心を強く動かす。

それは、もう、私にとって向こう側の世界なんだろうか?
思いを巡らす前に仕事場に着いた。

2004年01月07日(水)
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