| 2006年07月25日(火) |
060725_2回目の雪氷輸送公開 |
連日夜遅くまでの飲み会と出張が立て込んでいて、書き込みが遅れがちです。すみません。
【2回目の雪氷輸送公開】 今日と明日にかけては、雪氷輸送のマスコミ公開第2回目なのです。
前回は7月7日に苫小牧で氷の切り出しと船への積み込みを見てもらい、翌日の8日に東京のオフィスビルへの氷投入を取材してもらったのですが、その後も取材が五月雨式に求められたので、改めて今日から明日にかけて前回と同じように公開をしようというのです。
前回も民放六社の系列テレビは地元や東京からも各系列が取材に来ましたし、新聞社も一般紙や業界紙などが数社訪れました。
ところがその後も前回取材したテレビ局を名乗って再度取材の申し込みがあったので、「前回取材をされたのではありませんか?」と訊いてみたところ「前回は別の番組の制作スタッフなので、今回は我々も取材をさせていただきたいのです」とのことでした。
それが今回は、ニュースももちろんですが「ザ・ワ○ド」「めざ○しテレビ」「スッ○リ!」などの情報ステーション番組や、果てはウェザー・リポートの一コマまで、番組ごとに違う制作会社が次々と取材の申し込みをしてきたのです。
テレビ番組がいかに多くの下請け制作会社の力でつくられているのか、ということを知る結果となりました。しかし折角の申し出も多い事ですから、なんとか取材に応えようということで改めての作業公開としたのです。
今日は朝9時半に苫東の氷を切り出している場所に集合して、そこで切り出し、運搬、積み込みを見てもらい、そこから港へ移動して近海郵船さんの「ろーろーえりも号」にトレーラーを積み込んで出向するまでを取材してもらいました。
天気予報では曇るようなことを言っていたのですが、現場で取材が始まった頃には夏の太陽が顔を出して、爽やかな北海道の夏という雰囲気が良く出ていました。
取材をしてくれたあるスタッフは「天気が良くて最高ですね。今回のように氷で都市を冷やすなどというのは面白くて良い話なので、スカッと晴れてくれると実によい絵が撮れるんですよ」と実に嬉しそうでした。 「やはりお日様が出ていると違いますか?」
「もちろんですよ。明るい話題らしさが伝わりますし、明るいとレンズを絞る事が出来て、ピントが合いやすくなるという事もあるんです。それに反対に、暗くていやな話だと天気が悪い方が良いと言う事もあるんですよ」とプロらしい説明をしてくれました。 光ひとつで伝わり方も変わるのです * * * *
氷を積み込んで苫小牧西港へと車が向かいました。
苫小牧西港では港の責任者である前回と同じポートキャプテンがいて、「また今日もかい、お宅らも大変だね」と優しく声を掛けてくれました。今回は近海郵船さんの特段の計らいで取材には大変協力をいただく事が出来ました。取材陣も大助かりだったことでしょう。
さて氷を積んだトレーラーが到着をして、船の中に運ばれます。 「出向の定刻は13時20分だったけれど、もう少し早く来てくれれば12半に出られたんだけどなあ」とポートキャプテンがちょっと残念そうに話しかけてきました。
ここ苫小牧西港は信号制御された港なので、出たいときに出られるわけではなく時間に制約があるのです。今回も我々の氷が最後のトレーラーだったのですが、信号を一つ前にする事が出来れば早く出航出来たというわけです。
「早く出たら向こうの港にも早くつくという事ですか?」 「いや、着くのは基本的に到着の定刻なんだけど、早く出られれば船の速度を上げずに済むんですよ。船の燃料消費量は速度の比の三乗で効いてくるんですよ」 つまり単純に2倍の速度で船を走らせたとすると、2×2×2=8倍の燃料消費が元の速度の時よりもかかるという訳です。 「油も結構値上がりしちゃっているからね」こういうところにも省エネのポイントがありそうです。
トレーラーは無事に船に積み込まれました。ポートキャプテンに伺ったところ、「ろーろーえりも号」は最大で70台のトレーラーが積める船だったけれど、今日は積み込んだトレーラーが66台、そのうち荷物を積んだものが48台で空のトレーラーが18台だったそうです。
今回はこの空っぽで帰るトレーラーにいつでも氷を積んで返したいというプロジェクトなのですが、確かに空で帰るトレーラーがあるのだ、と改めて実感をしました。
さて氷よ、今回も融けずに東京まで無事についてくださいな。
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