| 2006年07月26日(水) |
060726_雪氷輸送公開in東京 |
今日は昨日東京へ送った氷を東京で迎えてビルに投入します。今日の東京の最高気温は33℃とか。氷、融けてないかー。
【東京での氷の受け入れ】 朝の飛行機で東京入り。今回はエア・ドゥも味方してくれたようで無事にトラブルもなく東京へ着く事が出来ました。
午後まで別な用事を済ませて、夕方には東京港フェリーターミナルへと向かいました。今回は前回よりも港に積み荷が多く、取材陣の車を止めるところを指定してもらうのにも一苦労しました。
しかしここでもこちらのポートキャプテンに大変良くしていただいて、かなり取材陣に便宜を図っていただきました。本当に感謝するばかりです。
我々の氷を積んだトレーラーは最後に積み込んだので出てくるときは最初に出てきます。テレビカメラが6台も並ぶとなかなかの壮観で、港で荷役を行っている人たちも何事かと気になる様子です。
トレーラーが降りてきて、ラッシングベルトという荷物を締め付けて固定するベルトのゆるみがどの程度かを確認すると車は氷の積み替え場所へと向かいます。今回もビルそのものには20トントレーラーが入らないので一度積み替えヤードで3トントラックに小分けして運ぶのです。
* * * *
ビルの前に夜の8時半に集合をし、これからの予定を説明すると地下二階の実験場へと向かいます。
氷を積み替えてビルへ投入出来るのは夜の9時からです。それまでの間、積み替えヤードでは輸送の間に融けた水の量を量るなどの調査を行うのです。今回は込んだ氷の量は10.6トンということでしたが、融解水の量は3立方メートルという事でしたので、約28%の融解量でした。
前回までが大体20%台の前半でしたので、今回はやや融解量が多いと言えます。やはり気温が高いせいでしょうか。
氷投入口の周りでビデオとカメラ陣に陣取ってもらった頃トラックが入ってきました。取材陣は今回が初めての人ばかりなので、氷投入の担当者からは「覚悟してくださいね、相当水しぶきが上がりますから」との注意を受けてから二段に積まれた氷が投入されました。
投入するおじさんも以前より勢いよく入れていたような気がしましたが、予想以上に水しぶきが上がって、取材陣もびっくり。それでもカメラをばっちり防水して臨んだカメラマンは「ばっちり!ばっちり!」と望んだような絵が撮れたようで喜色満面。このあたりはプロ根性です。
トラック2台分の氷投入を撮影してもらうと、次は担当者へのインタビュー攻勢です。事前の練習なしで「では今回の実験のポイントを教えてください」と質問が始まります。
こちらもだんだん慣れてきて「ポイントは二つあります。つまり物流のコスト改善と、氷による環境改善です」などと詳しく説明をしたのですが、ある局では「すみません、時間の短い番組なので、今と同じ内容を1分でお願いします」とダメ出しされてしまいました。
もう一人の担当者のインタビューでは「うちの番組では視聴者に主婦の人たちが多いものですから、主婦の皆さんにも分かるように説明をしてください」と注文されたとか。説明にも結構苦労しているのです。
しかしここで改めて今回の報道についてよく考えてみると、我々官庁で広報対応の仕事をしているものでもこれくらいワイドショーでも取り上げてくれたネタというのはそうはなかったわけです。 しかも今まではもっぱら記者クラブなどを通じたニュース系の取材に答える事しかやったことがなかったのが、今回は一般視聴者に受けるようなワイドショーや情報番組の取材が来たという事が特徴的でした。
これが戦争ならば戦時広報としてもっと戦略的にマスコミに見てもらうような様々な工夫がされた事でしょう。マスコミに映像をサービスして自分たちの見方になってもらえるように導く事は今日非常に大事な役割をもっています。
改めて我々が普段行っている事業に対する戦略的な広報のこれまでの弱さや、その重要性について考える良い機会であったようにも思います。
どうせ見せるなら良い絵になるように徹底的にサービスをすること。これこそが戦時広報のあり方ではないでしょうか。 うーむ、なんでも勉強になるなあ。
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