403 Forbidden

2004年06月24日(木) 一番最後

初めて一人暮らしを始めたのは、社会人になってからだった。

大学生の頃は、一人暮らしをしていた友人をうらやましく思ってはいたが、
親に金を払わせてまで家を出ようとは思わなかった。
そんな理由から、とにかく早く就職し、自分の部屋を持ちたいと思った。

会社の寮は借り上げのワンルームマンションで、
僕の理想はほぼかなえられた。
6畳より少し狭い部屋に、大した荷物もなく暮らし始めた。

当然インテリアも考えた。
目指すは、生活感の無い、何も無い部屋。
だが、最初はテレビも無かったその部屋も、半年も経てば
雑誌や音楽機材で一杯になった。

自分が自由に使えるお金が出来て、ようやく一回りしたのだろう。
いま欲しいものは、お金で買えないものばかり。
そして身の回りのものは段々減らす方向に来ている。

だが、捨てられない服は部屋の隅のダンボールに入れられたままだ。

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帰り道に、ちょっと妄想する。
自分はどこまで出来るのかわからないけれど、
やってみる価値はあるだろう、というような妄想。

歳を取ったのか、開き直ったのか、
自分の存在によって幸せになれる人が、
一人でも増えればいいと、最近本気で思うようになった。

当然、自分が幸せでなければ、人を幸せにすることなんて出来ないんだけれど。
でも自分が一番最後だ、というのは、友達が僕に言った言葉だけれど、
本気でそう思う。そういう性格なのだ。


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