403 Forbidden

2004年06月23日(水) 眩暈

会社の休憩室の窓は、紫外線を遮断するようにできている。
すぐそばにカップ自動販売機があって、
頻繁にコーヒーを飲む僕にとっては、
コーヒーが淹れられるまでの間の僅か数秒、
いつもそこから外を眺めることを許される。

一枚のガラスを隔てた向こうは、太陽が燦々と降り注ぐ世界。
こちら側は、その何パーセントかを失った世界。

遠くには、大きな建物が見える。
野球場のライトは、いつも向こう側を向いている。
真下の道路に、親子連れが歩いている。

酷く遠い世界のような気がする。

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会社に居る時間が長すぎて、少し体も心もおかしいな、という感覚がある。
だがその分のお金を貰っているのであまり文句ばかりも言えない。
ボーナスの明細を今日貰ったのだが、勤め初めて今回が最高額になっただろう。
去年は業績の悪化から散々たるものだったので、余計に貰いすぎに感じる。
身を削ってお金に替える作業はそろそろ終わりにしたいのだが。

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仕事から解放されて、遠かった世界に急に放り込まれると、
いつも、ほんの一瞬だけ眩暈を覚える。
それだけなのに、まるで誰かに叱られたように
常に上を向かなくてはと空を見上げる。


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