2003年02月16日(日) [かくも永き神の不在]
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昨日のつづきです。
ふられた時って、過去にふられた時の記憶までも自分を虐める気がします。
オトコは今までになく、やさしくやさしくやんわりと恋人としてのえみんこを否定しますが、友達としてはそばに置いておきたいようです。
えみんこの過去の経験上、それはありえない(いずれ崩壊する)。 なので、恋人になれないのであれば一生会わない。
というのが今までのえみんこ。
でも、他に最上の道があるのでしょうか。
それを模索するとオトコは言うけれど。 バカな、と思いつつもその最上の道とやらに期待してしまう。
このままだとオトコに恋人が出来たとき オトコもえみんこも辛くなる、とオトコは言う。
オトコがえみんこに恋人らしく振舞って えみんこがうれしそうな顔をすると辛い かと言って冷たくするとそれもまた辛いとオトコは言う。
えみんこはオトコのこと気に入ってるから 痛みは痛みとして自分で受け入れるけど オトコに辛い思いをさせるくらいなら 手を離すべきかと、そうも思う。
オトコには辛い思いをしてまで えみんこと不健全な仲でいるメリットが、ない。 えみんこのせいで辛い思いをするのは彼にとって理不尽なこと。
えみんこもおかしいのです。
ふられているというのに、昔のような熱がない。 過去に最愛の男にふられて以来、仮の宿り的なところがあって でもひだまりのような青年にふられた時も痛みがあって 予想以上に痛みがあって、えみんこはその痛みの大きさに驚いたのでした。
今回も、その予想以上の痛みに 涙が止まりません。
彼は大学時代の彼女と結婚を考えていたと言いました。 えみんこは最愛の男と心中を考えていました。
昨日はえみんこの事情については話していません。 オトコはえみんこのことを普通の娘さんだと思っています (昨日も「終電がなかったらマンガ喫茶に行く」と言ったら心配してくれるほど普通の娘さん扱いです)。 なにが普通かというと定義がむつかしいですが、彼のその普通の娘さん扱いにはこそばゆくも感謝していたりします。
わたしの心は麻痺していたりしないでしょうか。 ちゃんと彼について考えているのでしょうか。
わたしが向き合っているのは彼でしょうか。 それとも過去の傷でしょうか。
いっさいを否定するのでなく 彼と最上の道を選ぶことができるのでしょうか。
願わくば 彼のことを思いやっているふりを装いながら 自分が楽な道を選択してしまいませんように。
神様。
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