Spilt Pieces
2003年10月27日(月)  好
最近好きな言葉。
「急がば回れ」
見えなくなった沢山のもの。
何となく、周りにつられて焦ってばかりの日常。
自分の時間を生きている人に惹かれるくせに、それでも筋書き通りの生き方に吸い寄せられたくなってしまう。
何が正しいのかなんて分からないけど。
作られた未来をなぞる必要はどこにもない、とだけは思う。
自分が自分なりに自分の道を探したとき、結局たどり着くのが同じ場所だったならそれはそれでいい。
そのとき、単なる遠回りだと言う人がいたとして、それを笑って受け止めてあげられるような人間になれたなら。
怒りは、言われたくないことを言われるから起きるもの。


最近好きな言葉。
「能ある鷹は爪を隠す」
その言葉のままが好きというわけでもないけれど。
人間的にできている人ほど、自然な笑みをする。
無理なときには無理と言い、虚勢を張らない。
それがとても当然のように行われるから、違和感が少ないのだ。
自分で自分のすごいところを誇示せずにいられないのは幼い。
そういう人を否定はしないが、親しくなりたいとは思わない。
理論など、言葉にしないだけで誰もが持っている。
だからそれを押し付けるのは見ていて不愉快になるのだ。
不愉快、ということは、私にもそういう面があるという証拠かもしれないが。
認められなくても笑っていられて、自分らしい背筋の伸ばし方を知っている人が、本当に賢い人だと私は思っている。
理想は、遠いからこそ求めたくなる。
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