| Spilt Pieces |
| 2003年08月25日(月) 痛み |
| あなたは、「クサイ」と言って笑った。 私も、電話でなくちゃ言えないと答えた。 だけど何となく伝えたくなった。 言葉にどれほどの意味があるのか分からなくても。 意固地になって、言葉について考えていたのが馬鹿らしくさえなった。 使いたいときに使うことのできるツールとして言葉を得ているのであれば、何も迷うことなどなく。 ああ幸せだなと、不謹慎ながら思った。 仮に誰かの痛みを受け止めることができたとしても、代わってあげることはできない。 だから、頷くことしかできない。 それでも、聞くことで少しでも痛みが軽くなるのなら、と思う。 それしか思えない。 謝らないで、と思った。 楽しいことだけを共有するのなら、知らない人でもいいことで。 痛みを共有させてくれてありがとう、と。 私はあなたにとって友達でありうるのだと、やはり不謹慎だとは思うけれど、嬉しかったよ。 全ての人には優しくできない。 そこまでの広い心は持っていない。 でも、大切な誰かのためになら優しくなれる。 冷たいのかな。 だけど私は、こんな自分でいいと思っている。 私の大切な人たちが、私のことを大切に思ってくれるなら、これ以上の幸せはないと思う。 だって、他に必要なものなど思いつかない。 |
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