Spilt Pieces
2003年08月04日(月)  絶対
絶対、なんて言葉、
好きじゃないって思った。
時間も気持ちも関係も、
誰にだって保証なんかできない。
それなのにどうして
求めてしまうんだろう。
何となく、誰かの言う「絶対」
を聞きながら、冷めた目をして
考えてた。


嫌いな言葉。
彼は・彼女は絶対に、
って。
どうして、規定してしまう。
嫌だと思う人も
最初から切り捨てたくない。
理想論?
だけど、そう願っていたいの。


絶対なんて言わないで、
そう思ったけれど。
何となく、言わなかった。
言わなくてもいい時だと、
勝手ながら思っていたから。
不安定な未来にさえ
縋りたくなる
そんな気持ちが
分からないわけじゃない。


強い言葉は
しこりを取り除くには
力が足りない。
むしろ小さな溜息となって
空回りを続けるだけ。
悲しいとき、
寂しいとき、
不安になるとき。
そういえば
大抵いつも
私の口は
汚い言葉を好んでいる。


「そばにいて」なんて
言えない。
だから言う。
「あっちへ行って」
と。


多分、「絶対」って言葉は
「あっちへ行って」と
よく似てる。
だから嫌い。
だって
規定するのは楽だもの。
定めることは怠惰だもの。


「絶対」なんて言葉
剥ぎ取って捨てて。
背中をもたれ
安心重ねて
眠る前に。


継続的な
不安定

足場を失いかける
瞬間にこそ
最大の勇気と
なりうるの。
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