| Spilt Pieces |
| 2003年05月24日(土) 実習日記:2 |
| 土曜なので実習はないが、文化祭前なので高校へ出かけた。 前日生徒に聞いたら作業はないとのこと。 というわけで、本当はいるかどうか顔出しに行って、その後部活に行く予定だった。 部活は1時半かららしいので、1時頃高校へ。 自転車置き場から教室へ向かう途中、買出しから戻ってきたばかりの生徒に遭遇した。 「やっていないんじゃなかったの?」 と聞くと、 「何となく10時頃からやっていたんですよ〜」 との返事。 というわけで、予定変更、文化祭の準備を手伝うことにした。 教室へ行くと、男子が机の上で卓球をやっていた。 元々担任の先生から「男子は大人しいですよ」と聞かされていたので、意外なテンションの高さに驚くばかり。 仲間内で盛り上がっている様子だったので、私は一緒に教室へ入っていった女子と一緒にしゃべることにした。 顔と名前を一致させようと、まずは自己紹介。 目を見ていると、それぞれの生徒がどんな子で、教師に対してや私に対して今どのような感情を抱いているのかが案外分かる。 分かるけれど、だからといってそれに応じた付き合い方ができるほど器用でもない。 それに、生徒の機嫌を取るなどまっぴらごめんだ。 私は私のスタンスで付き合っていきたい…とは思いつつも、人見知りの癖が出てしまってなかなか思うように話せない。 大人しい実習生だと思われたような気がする。 生徒が作る小物やら裁縫やらを手伝って、少しずつ色んなことを話す。 自分が小学生の頃は、教育実習生がどんな人かすらあまり考えずにただ慕っていたような気がするが、高校生のようにきちんと自分を持っている人はそんなことしない。 自分もそうだったからよく分かる。 「先生」と「生徒」の立場ではなく、まずは「人間」と「人間」の立場なのかもしれない。 自分の人間性に自信などないが、とりあえずお世辞を言ったり自分を偽ったりすることだけはしないよう、自分にできる精一杯をやろうとだけ心に決めた。 相手の反応を見ながら、どうすれば自分を知ってもらえるか、相手を知ることができるか考える。 でも結局はそうこうしているうちに、こんなことを考えること自体面倒になって、色んな話を吹っかけるようにはなっていたのだけれど。 まだなかなか生徒とは仲良くなれそうにない。 まずは私が相手の顔と名前をきちんと一致させる努力からしなくてはいけないのだろうな。 とりあえず、生徒はそれぞれ個性的な、高校生らしい明るさを持った子が多かった。 早く慣れられるよう、早く色んな子の色んな面を見ることができるよう、少しずつでも前へ進んでいけたらいいなと思う。 クラスの手伝いを終えて、次は部活へ。 行ったのは4時をとうに回っていたので、もう終わりかけだった。 それでも、顧問の先生は私が顔を見せるととても嬉しそうに「よく来てくれた」と笑ってくれた。 部室を借りて、ジャージに着替える。 しばらくテニスはやっていないけれど、やはり私はスーツよりもジャージの方が好きみたいだ。 4年間使っていないラケットのグリップを見て、帰りに新しいものを買おうかなどと楽しく考えた。 1年生に付き合ってもらって、乱打をやった。 それにしても、ブランク4年では打てるはずもない。 毎日練習している生徒と一緒に打ち合えと言われても、私としてはボールの位置を捉えるので精一杯で、とてもじゃないが打ち方にまで頭が回らない。 どうしてもボールを近くでとらえてしまうので、相手のところまでボールが飛んでいかない。 在学中からそんなにうまい方でもなかったけれど、それがこれだけ長い期間やっていないとなると、笑えるくらいにできない。 生徒は「先生」と呼ぶ。 だが、私は教えられない。 早く調子を取り戻して打てるようになりたいと思った。 できる限り部活に顔を出そう。 言いたいことや伝えたいことが、たくさんある。 部室の様子は当時と全く変わっていなかった。 後輩であり生徒でもあるテニス部の子たちは、皆色々な思いを抱えていそうではあったがどの子も綺麗な目をした子だった。 仲良くなれたら嬉しいと思う。 今日は、頑張ろうと思える要素がたくさんあった。 休みの日ではあったけれど、行ってよかった。 夜は疲れすぎて逆に何時間も眠れなかった。 我ながら柄にもない。 それでも、朝8時からの練習にぜひとも顔を出したいと思って、無理やり布団をかぶって数を数えたりしていた。 眠りが浅くてほとんど寝た気にはなれなかったけれど、次の日何とか起きられた。 続きは実習日記の3で。 |
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