Spilt Pieces
2003年05月11日(日)  時間
さっき、大学のサークルの新歓コンパに行ってきた。
私は演劇のサークルに所属しているのだが、1年以上関わっていない。
関係者ではなく、完全に客として公演を観に行った。
「ありがとうございます」
こう言われるたび、どこか別のところに来たような気がする。
高校の部活にしてもそうだったけれど、世代交代というものを感じるというか。
学校という小さな単位内での、ほんの数年の違いでこんなことを言っては、少々大げさなのかもしれないけれど。


2・3年生の演技を見ていて、何も言うことのない自分に気がついた。
私はしばしばテレビを見ながら、嫌いな役者の悪いところばかりが目についてうんざりする。
対照的に、元々何故か演劇に関しては文句を言う気がしなかったのだが、最近は仮にそういう部分を探そうと思っても難しいくらいになってきた。
演技の良し悪しや、演出・スタッフワーク。
実のある批判なら必要かもしれないが、褒めることしかできそうもない近頃の自分。
関係者というよりも、毎回普通に楽しんでいて。
卑屈な目線がなくなったというべきか、それとも厳しい目を失ってしまったというべきか。
舞台から伝わってくるのは、創る辛さではなく、楽しさばかりのような気さえしてしまう。
忘れたわけじゃない。
だけど、何となく、自分の生活の中に今はないものなのだろう。


バラシに参加することもなく、新入生の接待役をやっていた。
体を動かしていないせいか、ちょっと拍子抜け。
話す内容に困って、馬鹿な話ばかりしてしまった。
何がうまくいかないというわけでもないけれど、何かがうまくいっているような気もしない。


昼間から続いていた頭痛が戻ってきた。
どうやら薬が切れたらしい。
駆け抜けた時間は、いつも余韻しか運んでこない。
飲み屋の外で、誰かの嘔吐物が酸の臭気を漂わせていた。
思わず鼻を塞いだ。


今、私は自分の部屋にいて、日記など書いていて。
時間と時間が交差するとき、どうしてかいつも同じ風景ばかりが思い浮かぶ。
ガードレール下。
遠くで響く、夜の電車が揺れる音。
過ぎていく光と、これからの時間。
どうしてだろう。
思うことは多いのに、何となく、まとまらない。
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