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| 2007年02月06日(火) 育児の危機管理。 |
| 御ハナのオムツ交換。左手で両足を持って右手でお尻を拭く。お尻拭きはウォーマーの中に入っている。このウォーマーとは常に電源が入っていてお尻拭きを適温に保ってくれるプラスチックの箱型の優れもの。ワンタッチで蓋の開閉ができ、お尻拭きを入れ替えてもすぐ温まる。御ハナも突然冷たいお尻拭きを当てられてびっくりすることなく、快適なオムツ交換ライフを送ることができる。 便利な世の中になったものだなぁ。僕が赤子の頃はこんなものなかったぞ。多分。知らんけど。だいたいお尻拭きなんて使い捨てのものすらなかったかもしれんね。布オムツ使ってたってお母さん言ってたし。布巾のようなもので尻を拭いていたのかもしれん。本当に便利な世の中だ。さぁオムツ交換終わり。御ハナさーんすっきりしましたかー。 と、御ハナに話し掛けると、突然大声で泣き始める。なんだなんだオムツ替えてすっきりしたというのにどうしたことだ。しかも泣き方が尋常でない。どうした御ハナどっか痛いのか。と、全身を見ると、御ハナの左手がお尻拭きウォーマーの方に伸びている。ウンギャァァァ。これは僕の絶叫。 ウォーマーの蓋に御ハナの親指がはさまれている。 大慌てで蓋を開き、御ハナの指を見る。小さな親指がぺしゃんこにつぶれている。やばい。やばいぞこれは。マ、ママーッ! と、妻を呼ぶと、「いつかこういうこと起こると思ってたのよ」と、意外に冷静。ま、まずは冷やさなきゃ。ほ、骨に異常はないかしら。あ、あぁごめん御ハナ。酷いことをしてしまった。げぇ、腫れてきた腫れてきた。どうしようどうしよう。と、看護師のくせに自分の子のこととなるとほんとダメ。 最近御ハナは手足の運動が活発になってきて、ほぼ随意に手を動かすことができるようになり、オムツ交換の間、いつの間にかウォーマーに手を伸ばしていたのだ。育児の危機管理意識の欠如。あぁ父親失格だ。涙が出そう涙が出そう。涙出そう。涙。なだ。なだそうそう? みたいにパニックになっているものだからまともなことすら考えられない。 骨に異常があるのなら血行障害が起きて紫色になってくるはずだから、とにかく今は様子観察だ。と、御ハナの横に寝転んでごめんよーごめんよーといつまでも頭を撫でていた。 幸い紫色になることはなく、少し腫れただけで触れてもさほど痛がらない。くわばらくわばら。本当に良かった。本当に良かったけど、子育ては常にこういう未知なる危険にさらされているということを認識しなければならない。これから可愛いだけじゃ済まない問題がいっぱいあるんだ。 僕のミスで指をはさんでしまったのに御ハナはまだ言葉を話せないものだからただ泣くばかりで僕を責めたり嫌ったりせずに、抱きかかえるとあたちにはパパとママしかいないのよー! みたいな感じでしがみついてきて切ないったらありゃしない。本当にごめんなさい。本当にごめんね。と、キスの嵐を浴びせて大声で泣き始めて抱きかかえて泣き止んでキスの嵐で泣き始めるといういつもながらの無限ループに突入。 |
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