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| 2007年01月30日(火) 留まる意味。帰る意味。 |
| あっという間の3日間。今回は旧友と会うこともなく、実家でのんびりと過ごした。山に囲まれて広い公園があって海が見える僕の故郷。子育てするんだったら、こういう場所のほうがいいのかもしれないねと妻に言うと、「そうだねー」と暖かい風を浴びながら優しい笑顔で呟いた。 考えどころである。僕たちの将来どうするか。このまま東京で暮らしていくか、鹿児島に帰るか。これまで何度となく妻と話し合っている。答えはまだ出ない。 育児というものは幼少の自分達と照らし合わせて考えていくものだから、都会で育っていない僕たちは、都会で育つことと田舎で大きくなっていくことの比較ができない。小学校から私立中に入るための受験勉強なんて馬鹿馬鹿しいと思うけれど、周りがそういう雰囲気だったらそういう選択をするかもしれない。育児に関する社会資源が豊富だということも確かに魅力なんだけれど、社会資源は人が作ったものであって、自然には到底適わない。 感受性が豊かなことに越したことはない。豊かになりすぎて人の痛みに敏感になってしまっても、そこから優しさを覚えればいい。いくら世の中が進んでも行きつくところは人対人なんだから、心は豊かであったほうがいい。そういう人格形成が都会では無理だといっているのではない。田舎で育ってきた僕は、果たしてそれは都会でも可能なのかと考えているのである。 子を授かり親になり、自分の人生の意味が徐々に子供へシフトしてきている。親として当然だろうと思う。昔のように今を楽しめばいいという刹那的な思いから、家族が幸せだったらいいという思いに変化してきている。家族の幸せとは何なんだろうか。ここに留まることの意味は? 田舎へ帰ることの意味は? 考えることいっぱい。マイホームのことだけ考えるのなら、田舎がいいのかもしれないけれど。 |
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