2007年01月29日(月)  鹿児島寒くて暖かい。
 
母は御ハナとの初めての対面を涙で迎えた。御ハナもお婆ちゃんとの初めての対面を涙で迎えた。抱くほうも涙、抱かれるほうも涙。涙々の鹿児島空港気温3度。寒いよ鹿児島。東京より寒いよ。そして御ハナはいつ泣き止むんだろうと母と御ハナの感動の初対面をしばらく眺めていたけど、一向に泣き止む気配を見せないどころか激しくなるばかりで、どうしたの御ハナー、お婆ちゃんだよーと、僕が抱くとすぐに泣き止み、「何オバアチャンって。どういう概念?」みたいな顔してクスンクスンしている。
 
説明せずに渡してしまったのが悪かった。オバアチャンというのは、パパを生んでくれた人のことで、パパのママのこと。パパのママがオバアチャンでパパを生んでくれて、綺麗なママと結婚したから御ハナもここにいるんだよー。わかったかなー。と、あやしながら御ハナに話すと、「私ですらその説明わかんないわよ」と妻が笑っている。迎えに来た母も妹夫婦も皆笑っている。笑顔笑顔の鹿児島空港気温3度。寒いよ鹿児島。東京より寒いよ。
 
実家に着くとって実家! すげぇグレードアップしてる! なんかバルコニーができてる! しかもそのバルコニー、なんかキッズルームみたいになってる! と、感動してしまったのは、この実家は一昨年僕が一人暮らしの母のために購入したもので、この歳で実家を購入したってだけで感慨ひとしおなのだが、上の妹は子供が1歳児と3歳児、下の妹は1歳児、そして僕には御ハナと、我が子全てに子供がいて、その子供たちのために遊び場を作ったという母の優しさと実家らしさにいたく感動してしまった鹿児島の実家気温3度。
 
夜は上の妹家族4人、下の妹家族3人、僕と妻と御ハナ、叔母さん夫婦と従兄弟4人、そして母と、総勢15名の賑やかな食卓。いつも一人で静かに暮らしている母が一番嬉しそうだった。いつもは酒飲んで小説読みながら夜8時には寝る母も、いつまでも僕たちの話に付き合ってくれた。故郷っていいなと思った。故郷の明日の最低気温は−2℃らしい。東京より寒いよ。
 

-->
翌日 / 目次 / 先日