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| 2006年12月13日(水) 3分の1萌え。(中編) |
| しかしまぁこのメイド喫茶は社員教育が行き届いているというか、皆完全にメイドに徹している。しかも個々人のカラーというものがあるらしく、「おてんば担当」というメイドは、まぁ店内をドタバタ走るは、暇そうなメイドに抱きつくわ、転びそうになるわもう不謹慎を通り越して楽しそう! 周りの客も溶けそうな顔してその顛末を優しく見守っている。僕の横で転びそうになっても、すぐに体勢を立て直して恥ずかしそうに「なんもないもん!」と、独り言、と言っても確実に僕達に聞こえるような独り言を言って、あぁ、かわゆいのぉ。なんともいえんのぉ。このなんともいえん感覚は何というのだろうなぁ。と、考えるまでもなくこれが「萌え」の本質である。 「萌え萌えジャンケン始めまーす!」 と、突然店内のステージにメイドが2人立って、かけあい漫才のような会話をした後に「萌え萌えジャンケン」なるものを始めるという。「皆さん全員立ってくださーい」と、ゆっくり茶を飲んでるのに、どうして客の俺等が立たなくてはいかんのだ。と、立腹するものは一人もおらず、はぁ〜いと素直に全員起立。 萌え萌えジャンケンとは、結局はジャンケンするだけなんだけど、このジャンケンに至るまでの経緯がやたら長い。というのも、いくつかの振り付けを経なければならず、その振り付けというものが、帰宅後に妻がちょっとやってみてと言われても恥ずかしくて再現できないほど恥ずかしい振り付けなのである。 まずその振り付けのレクチャーから始まる。もうこんな下らないものはさっさと負けて傍観に徹するぜ俺は。と、思いながらも皆真剣なものだから、僕もそれなりに振り付けを覚えて、さぁさっさと負けて茶を飲むぞと、萌え萌えジャンケン開始。ステージのメイドとジャンケンをして負けたら座っていくというルール。さぁ頑張って負けるもーん。 |
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