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| 2006年11月05日(日) お宮参り。 |
| 御ハナの1ヶ月検診の後、近所の神社にお宮参り。お宮参りとは、赤ちゃんが無事に産まれた感謝と穏やかな成長を願う大切な行事で、一般的に男の子は生後31、32日目、女の子は32、33日目がよいとされているって知らなかったでしょう。僕は全然知らなかった。だいたい独身の頃は、こういう行事なんてものに興味があるわけでも誰が教えてくれるってわけでもない。子供が産まれてから周りの人が「そろそろお宮参りだね」っつって、「お宮参りって何ですか?」っつう具合に僕は何も知らない。 だから周りの人が「そろそろ祝い配りだね」っつって、「祝い配りって何ですか?」って訊ねて、「人は一人では生きていけないという意味で、周りの人、例えば職場の人とか近所の人に、1万円ずつ配るのよ」って言われたら僕は疑いもせずにこれからもお世話になりますっつって周りの人に1万円ずつ配るわけがない。そこまで馬鹿じゃないけど僕は何も知らない。家に帰って「そろそろお宮参りだねぇ」と、僕が知った風な顔して妻に言うと、「そうねぇ、今度の休みに行かなくちゃねぇ」と、妻は知っている様子。だのに言わない。僕だけ知らない。 というわけでお宮参り。だいたいお宮参りっつったって神社行って何をすればいいのかわからない。受付のような所に行って、「お、お宮参り、し、したいんですけど……」と、おどおどした口調になってしまったのは、百貨店行って受付にわざわざ「買い物したいんですけど」と言うような馬鹿らしいことなのではないかと思ったためで、「勝手に賽銭投げてパンパン手ぇ合わせて祈りなさいよ」と、受付の人に言われたらものすごく恥ずかしい。しかし訊ねなければ何をしてよいのかわからないので訊ねようと思った。何も恥ずかしいことではない。頑張れ俺。と、自分に言い聞かせながら受付に行くと、「じゃあこれ書いて下さい」と、1枚の紙切れを渡された。 子供の名前と住所の記入の他、玉串料という項目があって、神様に納めるお金を幾ら入れたか、五千円、一万円、( )万円と、チェックする欄がある。うわぁ。こういうのって気持ちの問題じゃないのか。それじゃあなんだ。幾ら入れたかによって神様の扱いも違ってくるのか。と、後日職場の人に訊ねると、実際、若干扱いが違ってくるらしい。世知辛い世の中だなぁ。地獄の沙汰も金次第なのだなぁ。 記入を終えると、神社の中に連れてってもらえて、神主さんにお払いをしてもらった。十分くらいで終わった。十分一万円。一分千円。三十秒で五百円。十五秒で二百五十円かぁ。ご、五秒で五十円だぜ! と、境内を歩きながら妻に言ったら、「やめなさいよ。罰が当たるわよ」と妻にたしなめられた。御ハナは珍しく終始おとなしかった。 「今日はお宮参りでしたー。御ハナさんはずっとおとなしくておりこうさんでしたー。ママは今日は化粧をしてまーす」なんて言いながらビデオカメラ片手に境内の長い道を歩いて帰った。 |
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