2006年10月29日(日)  僕の頭の中のスイッチ。
 
時々仕事で、そんなこといきなり言われても無理ですよー。と、いうようなこと。例えば今からスタッフ全員集めてミーティングしろとか、会議の議長してレポートまとめろとか、この資料をA4用紙10枚程度でまとめろとか、そういう唐突な仕事をよく頼まれる。またそういう仕事を期待通りにこなしてしまうのが僕の駄目なところであって、自分で自分の首を締めているというか、要領が悪いというか、結局忙しいのは僕だけになってしまい、不公平だなァ。実に不公平だなァ。と、仕事帰り自転車をこぎながら夕陽を眺めて呟くのである。
 
なんというか、スイッチがある。僕の頭のどこかにスイッチがある。そのような理不尽な仕事を要求された時は、そのスイッチをオンにするのではなく、オフにするのである。何かのスイッチを切る。実際、そのスイッチを切ることによって仕事がはかどるのである。
 
僕はこのスイッチの正体は一体何なんだろうとずっと考えていた。何かを切っていることは確かなのだが何を切っているのだろう。で、仕事帰り自転車こいで夕陽を眺めながら気付いた。あのスイッチの正体は「私情」だったのだと。
 
「私情」のスイッチを切ると、不平や不満など一切考えなくなり、仕事の内容だけに集中できるのだ。実際、ミーティングの時も、会議の議長のときも、資料をまとめているときも、どこかロボットのようなのだ。ただ目の前に起こっている事象を、機械的にやり過ごしていく。何を言われても、何をされても、淡々と仕事をこなしていく。
 
よし。自覚できた。あのスイッチは「私情」のスイッチだったのだ。で、職場を出て夕陽を眺めてたらスイッチがオンになって不公平だなァ。実に不公平だなァ。とぼやくようになるだ。なるほどねー。うまい具合にできてんじゃねぇか俺。職場で不平不満の一つも言わず、家に帰ってから妻に今日の仕事の辛さを切々と話すのは、家では「私情」がオンになっているからだ。
 
まぁ何にしろ、仕事に私情をはさんじゃぁいけない。僕はそう思っているのであります。自分の身が削られるとしてもね。
 

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