2006年09月15日(金)  白いおくるみ包まれて。
 
秋篠宮紀子さまが、6日に御誕生した悠仁さまと御一緒に都内の産婦人科病院を御退院なされまして、誠に母子共々、本当に御健康にお見えになられまされ、御心から嬉しく思われまされます。と、テリー伊藤ですら、皇室関係の報道には言葉遣いに気を付けているのだから、僕も気を付けなければと気を張って書いてみたけれど、なにぶんこのような言葉遣いに不慣れなもので、物書きの端くれでありながら、このような拙い文章しか書けぬ辛さをマスコミの所為にしたいと存じております。
 
だいたいマスコミの過剰な報道は一体何事なんだ。今日のニュースはどうか知らんが、9月6日、悠仁さまが生まれた日のニュースときたらもう、通りすがりの人にマイクを向けて、「お生まれになったのですね。あらー。男の子。おめでとうございます」「元気に育ってください(カメラ目線)」。名古屋では……。「男の子ですか。おめでとうございますー」「我がことのように嬉しいです」。福岡では……。「まぁ! おめでとうございます!」「お元気そうで本当によかったです」という具合に、次から次に一般人のたいした地域格差もないコメントを延々と流している。一体このニュースは何を伝えようとしているんだ……。と、呆然とテレビを眺めていると、沖縄では……なんてまだ続いている。
 
だいたいどこの誰に聞いたっておめでとうと言うであろう。例え10人に1人「どうでもいいよ」なんてコメントしてもそれは電波に乗らないであろう。世の中には、自分のことで精一杯で皇室の出来事なんてどうでもいいと思っている人がゴマンといるのだ。それなのにニュースでは世の中の人が全て祝福しているかのような映像を流している。これは世論の操作じゃないかー! あ、おかわりあるの? 食べる食べる。と、夕方のニュースを見ながら妻に持論をまくしたてるのだけど、「パパはまたあんなこと言ってるよー」なんて自分の腹をポンポン叩いて僕ではなく我が子とばかり会話している。
 
というわけで、来月生まれる我が子はきっと頭が良いだろうから学習院に入って、悠仁さまと付き合って、んでもって結婚して僕も皇室の仲間入りをして口髭を生やす!
 

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