2006年07月11日(火)  イマジネーションワイフ。
 
「ねぇ、これから一生同じものだけしか食べちゃいけなかったとしたら何食べる?」
 
と、退屈な時に訊ねがちな質問を妻に投げ掛けたら、しばらく真剣に考え込んで、「い、いやーっ! そんなのいやよーっ!」と、突然取り乱してしまい驚愕。がっと体を抱きしめて背中をポンポン叩きながら「大丈夫大丈夫、そんなことないから。これ例え話だから。これからも好きな物いっぱい食べていいから」と必死に慰める。
 
モノ書きなんて例え話の中で生きているようなもので、「もし〜だったら」なんて考えることが癖になっているのだが、妻はイマジネーションが枯渇しているのか、それともたくまし過ぎるのか、こういう例えば話を持ちかけると、「馬鹿じゃないの」と一蹴するか、今日のようにハァハァ言いながら取り乱してしまう。真面目な人なのだ。
 
「だから例え話なんだよ。そんなこと絶対ないけど、これから一生これしか食べていけなかったら何食べる? って話。そんな深刻に考える必要ないんだよ。で、何食べる?」
「うーん。そうねぇ……。ご飯……だけじゃ飽きちゃうし……。パン……ねぇ、パンの種類も一つだけ?」
「一つだけ」
「じゃあパンもヤだなぁ……。リンゴ……ばっかりの毎日もねぇ……。うーん……うーん……やっぱりそんなのいやよーっ!」
 
と、再び取り乱してしまい再びがっと抱きしめる。我が家ではそんな遊びが流行っています。
 

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