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| 2006年06月08日(木) カルビランチ物語。 |
| 雨の新宿歌舞伎町。ってお前昨日もそんな出だしだったじゃねぇかと思われるかもしらんが、昨日の日記は、昨日書いた喫茶店で書いたのであって、日記では日付が一日変わったが、昨日の日記との時間の推移は5分も変わっていない。僕はまだこの喫茶店で日記を書いている。妻は横で小説を読んでいる。用がある時間まであと30分ある。 外出先では横20センチ×縦10センチほどのちっこいノートパソコンで日記を書いているのだが、やはり日記を毎日書いてウェブ上に公開する奇癖を持っている者は、持ち運びができるパソコンを持っているだけでかなり充実したダイアリーライフを送ることができる上に、日記を毎日書いてウェブ上に公開する奇癖を持っている者共通である「日記を書かなければいけない」というちっとも生産的ではない強迫観念に悩まされることなく、時間さえあればパッとこのパソコンを取りだし、日々の思いを綴ることが可能なのである。 というところまで書いたところでボソッと妻が呟いた。「ねぇ、このコーヒーの値段って今日のお昼に食べたカルビランチと同じ値段だよね」 多大なるショックを受けた。コーヒーを飲むたびにこの値段がフラッシュバックするのではないかという衝撃を受けた。いわゆるポストトラウマティックシンドロームディスオーダー、略してPTSDを患ってしまった。 まぁ1杯950円というのは確かに法外な値段かもしらんが、まぁ世の中にはそういう値段でコーヒーを売ってる店もあるだろう。と、自分なりにこの値段を合理化していたというのに、妻ときたら、昼飯に食った焼肉屋のカルビランチを引き合いに出してセコいことを言う。 あのカルビランチ美味しかった。950円とは思えないボリュームであった。というのに、このコーヒー。値段の割には美味いのか不味いのかよくわからん。とりあえず行列に並んで食ったラーメンが美味しかったと思えるように、高いコーヒーは無条件で美味いとしか思いようがない。雨の新宿歌舞伎町。妊婦の妻は階段を数段上がっただけで息を切らす。どうにかしてあげたいけど僕は手を繋ぐことしかできぬ。 |
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