2006年06月09日(金)  恋は恋は恋。
 
妻は過去のこの日記を読み返しては、「ヘコむヘコむ。本当にヘコむわ」と言いながら、決して読むことをやめようとはせず、僕が夜勤で不在の夜などに、暗い部屋でどんよりと「好色一代男」を読んでいる精神的なマゾである。
 
しかし過去の彼女たちを思い返してみても、この「好色一代男」を読まなかった人は一人たりともおらず、皆一様に「ヘコむヘコむ。本当にヘコむわ」と言いながら読み続けていた。
 
例えば逆の立場で、妻が5・6年、ウェブ日記に彼氏との生活や楽しい出来事などを書いていた場合、果たして僕はその日記を読むだろうか。読めるだろうか。きっと読まないと思う。読めないと思う。
 
相手の全てを理解することは大切だが、理解と受容とはこれまた話が違ってくるわけで、妻は「思いきりヘコむことによって、あなたのことを愛しているって確認できるの」とは言うけれど、僕はそんなまわりくどいことをしなくても妻のことを愛している。恋している。旅に出るのはツバメたち。お化粧するのはジュウシマツ。庭にはニワトリ思いを込めて、一人でタマゴを産みました。ココ、コココ、ココ、ココ、コココ、恋は恋は恋。
 

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