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| 2006年05月29日(月) 脳内クリプテックス。 |
| 日曜日。早朝の悲劇に打ちひしがれながら家路につき、妻にビデオカメラ買えなかったと涙を溜めて報告して、「残念だったわね」と、さして残念そうでもない口調で妻が焼いたトーストをかじりながらコーヒーカップを持ってベランダに出て、タバコを吸いながら空を見上げ、まだ休日は始まったばかりだと心を切り替えた。 「映画でも見に行こっか?」と、ベランダから妻に提案。「いいわね。海猿見たかったのよ」と、妻。「い、いや、僕は海猿なんて見たくないよ」「私は見たいの」「僕は見たくない」「見たい」「見たくない」と、ここで小さなLIMIT OF LOVE(愛の限界)。 「LIMIT OF LOVE 海猿」が見たい妻と「嫌われ松子の一生」が見たい僕は、手をつねったり足を踏みあったりしながら「ダ・ヴィンチ・コード」のチケットを購入。 チケットを買うだけで阿呆のように並んだ。僕がチケットを買うために並んでいる間、僕のモナリザは椅子に座って爽健美茶を飲んでいた。そして苦労して購入したチケットを握り締めて入場したにも関わらず、放映10分後に僕のマグダラのマリアは寝息を立て始めた。 確かに放映10分後で眠たくなるような内容で、小説を読んだ人には物足りないかもしれないし、読んでない人には展開が早過ぎて意味がわからないという映画だった。 その後池袋で買い物をして散々歩いて、家に帰ってベッドの上でウィトルウィウス的人体図を模して就寝。 |
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