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| 2003年01月06日(月) 子供扱い。 |
| 昼休み、弁当を広げたままトイレに行って用を足して帰ってきたら 「あっ!僕の唐揚げ!」 唐揚げが1個消えていた。 「どうしたの?」 あからさまに口の中を膨らませた看護婦さんが僕に近付いてくる。 明らかに唐揚げが口の中に入っている様子だけど、万が一、僕の思い違いだったら恥かしいし、 何よりも濡れ衣を被せられた看護婦さんの復讐が怖いので 「……僕の唐揚げ」 と呟くのみにした。 「どうしたの〜?」 もう1人の看護婦さんが近付いてくる。なぜかこの看護婦さんもあからさまに口の中を膨らませている。 「ボクの唐揚げが消えたんでちゅー」 看護婦さんが笑いながら困った顔をして言う。 「あらあら、唐揚げが消えちゃいましたか。よしよし」 もう1人の看護婦さんも笑いながら困った顔をして僕の頭を撫でる。 確実に子供扱いだ。 僕はムッとして 「俺の唐揚げがない!」 と大人びた口調で言ってみたけど更に嘲笑されるだけで逆効果。 明らかにどちらかが僕の唐揚げを食べたのだけど、追従することのできないこのもどかしさ。そして空腹! 僕は腹が減っている。唐揚げは今日の弁当のメインディッシュとも言っても過言ではないおかず。 その唐揚げが1個消えているあっ! 「ん〜美味しい〜っ」 看護婦さんが残り1個の唐揚げまで食べてしまった。 「あーーっ! 僕の唐揚げーー!!」 子供扱いされるのも無理はない。 |
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