2002年11月10日(日)  お化粧ってタイヘン!
コスメ。世の男性がそうであるように僕もコスメには全く関心がない。
彼女がどんな口紅を使っているか、どんなファンデーションを使っているか、何色のアイカラーを塗っているかなんて真剣に考えたことがない。
 
それは地理の授業でロシアのツンドラ気候を学ぶことくらいそれは他人事で関係のない話で
頬に塗る真っ赤なチークなんて、赤く燃える対岸の火事程度にしか思っていなかった。 
そこで僕はこの場を借りて謝罪しようと思う。
 
ゴメンなさい。なんか、よくわかんないけど、誤解してました。
 
友人2人と外食に行った。そこで出たコスメの話。
僕はまたかと思いバレないように小さな溜息をついて外の景色を眺める。
この手の話題になるといつも決まって同じ単語が繰り返される。
 
どんなマスカラが目元をはっきりさせるかとか、どこのグロスは艶があるかとか、何色のマニキュアが流行ってるとかこの手の話題が延々と続くのだ。
しかたなく僕はいつも決まってタバコを吸うか、「へぇ、そうなんだ、ふぅん」なんて気のない返事を繰り返すしかない。
 
どんな乳液が保湿してくれるかとか、どこの化粧水が潤いを与えてくれるかとか、誰が使っている美容液が気持ちいいのか……。
えっ?ちょっと待って。乳液と化粧水と美容液って全部一緒じゃないの?用途とか同じじゃないの?
 
「バカね。違うに決まってるじゃない」
 
友人は見下した目で僕を見る。
そして資生堂のスタッフでもある友人の「コスメ論」が始まった。
 
まぁ、そのコスメ論はともかく、乳液と化粧水と美容液が全く別物だったということに驚いた。
毎日毎日女性は出勤前に何層も何層も様々な液を顔に塗っているのだ。
 
僕はてっきり顔洗って乳液つけてファンデーション塗って口紅塗って終わりなのだと思っていた。
なのにどうして女性というものはたったこれだけなのにいつまでも鏡の前に座りつづけるのだろう。ほら、もう、時計見てよ。10時過ぎたよ。10時に出発しようって言ったのはキミじゃないか。
 
と思っていた。コスメを軽視していた。ゴメンなさい。キミたちはいつもそんな苦労を強いられているのか。
男性は3分で髭を剃り、女性は30分で3層ものコーティングを施すのか。
 
今夜僕はまた1つ女性に対して寛容になれました。
お化粧ってタイヘン!

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