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| 2002年10月04日(金) 名古屋発、安土桃山エレベーター。 |
| 名古屋最後の朝はひどい二日酔いで始まる。 昨夜は九州男児を気取り過ぎて焼酎を飲み過ぎたことがいけなかった。 僕は日頃、焼酎なんて飲まない。 左指の指輪を眺めて、これはいったい何なんだと考える。そして昨夜のことを思い出す。 顔を洗って歯磨きをして突然襲ってきた吐気をなんとかやり過ごして 新しい服に着替えた頃はだいぶ二日酔いの症状は治まっていた。 気を取り直す。昨日は昨日で終わってしまったし、明日は明日にならないと始まらない。 少なくとも昨日の次に訪れる展開は、再びこの地に来るまでは始まることはない。 いつも同じことを繰り返す。そしてその繰り返しは決して繰り返されることはない。 一見、繰り返しているように見えても運命の歯車は既に形を変えて回っているのだ。 指輪を一度外して、しばらく考えてから再びつけ直す。 綺麗な流線型を描くこのシルバーリングのように、繰り返す。繰り返さない。 正午前、ぷりさんとぷり彼さんが迎えに来てくれて食事に行く。 昼間に街を歩くということは一度もなかったので全てが新鮮に見える。 遠くにテレビ塔が見えて、上を見上げると大きな道路が走っている。 上も地下も遠くも近くも。名古屋はすごく複雑だ。 食事を終え、ネットカフェへ行き、帰りの飛行機を1便遅らせるよう手配し そのファッションビル3Fにあるフィギアショップへ。 そして僕とぷり彼さんは童心へ帰った。ここは名古屋でもファッションビルでもない 僕たちにとっては純粋無垢な心を呼び覚ます桃源郷だった。 関根勤のフィギアを買った。 そして名古屋城へ。 初めて間近で見る金のしゃちほこ。遥かなる江戸幕府の匂い。 精巧を極めた襖絵や天井板絵。安土桃山独特の穏和な中に雅趣のある雰囲気。 そして、ピラミッドよりタージマハールより抜きん出た誇るべき我が国日本の古代の技術! 天守閣までエレベーターで上がれます。 江戸時代の人ってすげぇな。 名古屋城を満喫し、菊人形展をも満喫し、そこで新たな展開が生まれ、 その新たな展開は後日の日記で書くとして 渋滞を乗り越え、時間ギリギリに搭乗手続きを終え、 僕の6日間の名古屋生活は終わった。 日記の文字数の関係で、まだ書きたいことがいっぱいあったけど 文字数が尽きる前に、ぷりさんとぷり彼さんに心からのお礼を。 |
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