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| 2002年09月14日(土) 灰色の未来。 |
| 最近、出会う人すれちがう人目が合った人に所構わず「結婚しよう」と言っているので 結婚に関してはとうとう誰からも信用されなくなってきた。 最近よく電話で話をする女性にも、初めて会った時に「結婚しよう」と言って 相手も「はい、わかりました」なんて楽しそうに話に乗ってくれたけど 遂には呆れてしまう始末で「はいはいウソウソ」なんて言ってろくに相手にされない。 まず本当に結婚しようとする人は、無闇に「結婚しよう」なんて言わない。 それはいわば、多大なる勇気と、血の滲むようなに下積みと、絶え間ない努力と 果てることのない愛情と、全てを受け止めんばかりの寛容な心で発せられる切り札のような言葉なのだ。 その切り札を使うまでの過程こそ全てで、如何にロマンチックな舞台設定を施すことができるかが重要になる。 しかし僕のやっていることは、怪獣に出会った瞬間にスペシウム光線を出すウルトラマンのようなもので そこに苦悩も危機も変身もドラマも生じない。あっけない幕切れと素っ気ない言葉で涙も感動も生じない。 印篭を振りかざしながら歩いている水戸黄門のようなもので、 そんなもの、ただの短絡的な馬鹿だ。 実際問題、遅かれ早かれ結婚する日は確実にやってくると思うけど、 このような誰もが呆れるような過程を歩いてきた僕に どのようなシチュエーションで、どのような展開が生じて、一体誰が僕の求婚を受理してくれるかということを考えると、 なんだか目の前に映る風景が一瞬にして灰色になるようで、途端に憂鬱になる。 今年の12月、また1人友人が結婚する。 この友人が歩いてきた道は、まさしく勝利への過程だ。 その脂っぽい額の汗が証明する努力、その黒縁メガネに裏付けされた生真面目さ、 その使い古されたコンバースのシューズが表す忍耐力。 彼をとりまく一つ一つの物が紛れもない彼の勝利への道を後押しし、それを確信に変化させた。 まばゆいばかりの綺麗なお嫁さん。 彼女は、少し金遣いが荒いらしい。 人の不幸は蜜の味がしますように! |
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