2002年08月15日(木)  恋愛一人称。
「私を離さないで」
「私だけをずっと見ていて」 
「私以外の人に恋なんてしないでね」
 
恋愛をしていると必ず1つは女性から言われるであろうこのセリフ。
男性は、こういうことを言われて浮き足立ってはいけません。
こういう時にこそ男の第五感を研ぎ澄まし、猜疑の眼を光らせらければならないのです。
 
そもそも「私を〜」「私だけを〜」「私以外の〜」なんてやたら1人称を使う言葉はあまり信用できません。
それは自分のことだけを考えている証拠であり、恋愛の主導権を握ろうとしている宣言でもあるのです。
 
「私だけをずっと見ていて」
などという言葉には、「私の背中をずっと見ていて」「私をずっと追いかけていて」
という意味が暗喩されているのです。
そういう女性は、その背中に、傍目も触れず、ぴったりと彼氏が追いてきている状況を確認し、安心して
当の自分は、一番前でよそ見をしているのです。時にはつまみ食いだってするでしょう。
 
ここで上記のセリフを2人称で表してみましょう。
 
「アナタを離さない」
「アナタだけをずっと見ている」 
「アナタ以外の人に恋なんてしない」
 
ほら。わかりましたか?そういうことなんです。
言い方1つで、そこに置かれた立場も、熱意も、時にはアィディンティティーだって変えてしまうのです。
 
時には「私を〜」「私だけを〜」と1人称を用いて相手の関心を寄せることは悪いことではないのかもしれません。
恋愛とは、確認作業の連続で成り立っているのだから。
しかし、やたらワタシワタシと連発するのは、少々、うんざりしてしまいます。
 
「私のジュース取ってよ」
「私のバッグ取ってよ」
「私の携帯取ってよ」
 
自分で取れよ。

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