2002年08月11日(日)  打ち上げ花火的結婚。
昨夜は職場の栄養士さんと、とあるホテルの最上階ビアホールに行った。
芸能人がテレビで自分のペットを紹介するくらい屋上から見える夜景なんて興味ないけど
栄養士さんには興味津々。窓際のカウンターで短いスカートから見える脚を組んだりしてもうビールどころじゃない。
なんて書いちゃったけど、そんなに興味津々なわけでもない。
 
ただ昨日の昼間、栄養管理室に行ったとき、僕が
「あぁ、暑い。ビールでも、飲みたいなぁ。栄養管理室には、ビール置いてないのですか?」
なんて馬鹿なこと言ったものだから、栄養士さんが
「じゃあ、今夜ビアホールにでも行かない?」
と言ったので
「あ、あぁ、いいですよ」
といつもの如く、僕の口からは断りの言葉なんて出てくるわけでもなく、
 
今夜は昨日レンタルした「オーシャンズ11」でも見ようかと思ったけど、今更そんな理由で断ったって
「じゃあ何よ、私とビアホールに行くのとジュリア・ロバーツとどっちが大事なのよ!」
なんて言うに決まってる。
女性は時々、こういう風にとても不可解な理屈を持って、男に圧力を掛ける。
 
というわけでビアホール。どこかで打ち上がっている花火が見えた。
「わぁ綺麗!」
花火自体はどこかの町内会がやっているような、たいして立派な花火じゃなかったけど
屋上ビアホールで花火が見えるというのは格別だった。
 
「あなたはねぇ、私ずっと前から思ってたんだけどねぇ、ほら、誰にでも愛想いいでしょ、
それがね、私にはわかるのよ。ほら、裏で何考えてるかわかんない人・・・ほら・・・」
「偽善者ですか?」
「そう偽善者!あなたは偽善者なのよ。みんなそれに騙されるのよ。私は、騙されはしないわよ云々」
 
栄養士さんはアルコールが入ると、いつも僕が偽善者だという話をする。
偽善者という言葉が気に入ってるはずなのに、いつも偽善者という言葉を忘れる。
僕は偽善者偽善者と言われて飲むお酒なんて美味しいわけないのだけど
栄養士さんはとても美味しそうにビールを飲んでいるので
「うへぇ。こりゃ、きついや。自己嫌悪に陥っちゃうよ」
なんて言いながら我慢している。
 
そしていつも最後はお互い30まで独身だったら結婚しようと約束をする。
僕は28まで独身だったら結婚しようと約束している友人がいるけど
その友人が先に結婚したら、この偽善者を嫌う栄養士さんと結婚するんだ。

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