2002年07月19日(金)  健全な成長、裸の触れ合い。
仕事が早く終わって早く帰宅したので何もすることがなく、オーザックを食べながらローカルニュースを見ていた。
僕は暇になるといつだってオーザックを食べる。
 
それはさて置きこのローカルニュース。ローカルニュースはどれだけ背伸びしたってローカルニュースなので
ニューヨークの株式市場や有事関連3法案とか、そんな難しくて、難しいわりには全然僕達に関係ない話は放送しないで
何処の誰の庭にヒマワリ咲いたよとか、爺さん婆さんはりきってパソコン講習とかそんな平和な話ばっかりだ。
仮に空き巣が入ったって、そんな犯人は地元の奴に決まってるさ。
 
という具合のローカルニュースだけど突然、オーザックがカーペットに散乱するほどの衝撃の映像が流れて僕を驚愕させた。
 
映像はここから車で3時間ほどの県内の幼稚園。
過疎地域なので全園児はたったの7名。だけどそのくらいじゃオーザックは散らばらない。
保母さん2人がたどたどしい標準語で幼稚園を紹介している。
 
保母さんといっても僕たちが往々にして想像するような
ほんのり茶髪を三つ編みにして3本ラインが入ったジャージを履いていてキティちゃんのエプロンをつけているという
そういうイメージの保母さんじゃなくて
ちょっとの擦り傷くらいじゃカットバンはおろか赤チンさえも塗ってくれない
なんだか物凄く年季の入ったベテランの保健室の先生のような保母さん。
 
その保母さんが言った一言。
「私たちの幼稚園は健全な成長を促進する一貫として『裸の教育』を実施しています」
 
裸の教育!?
 
画面が変わり、園児たちが園内を走り回る光景。
1人洩らさず全員上半身裸。坊ちゃんも嬢ちゃんもみんな裸。
画面が変わり、「いただきまーす」の掛け声と共に給食の光景。
1人洩らさず全員上半身裸。ケン坊もミヨちゃんもみんな裸。
 
僕は高校卒業間近の頃、同じバイトの先輩の女性に誘われて、
ご休憩3500円と書いてあるホテルで初めて『裸の教育』というものを知ったのだけど
この幼稚園児たちは、『裸の教育』を実践するにはいささか早過ぎるよ。
 
「健全な成長を促進する」なんて保母さんは知った顔してそんなこと言ってるけど
一日中真っ裸で過ごすことが果たして健全な成長なのかいささか疑問が残るし
もっともこんな幼稚園があるって聞いたら健全じゃないおじちゃんたちが大喜びしちゃうよ。

-->
翌日 / 目次 / 先日