2002年07月06日(土)  今年も今年がやってきた。
去年の7月は、今までの人生で5本の指に入るくらいの波乱に満ちた1ヶ月で
 
静かな夜が続いて、初めて会って、海が見える場所で朝日を眺めて、
穏やかな午後を過ごして、やがて夕暮れが訪れて、突如として闇に飲み込まれ、
暗中模索しながら携帯電話を握りしめて、東京に旅立ったという
 
僕意外の人が読んでも何のことだかわからないかもしれないけど、
とにかくいろんな感情が凝縮された1ヶ月だった。
 
あれから1年。
もう、あの午前7時に突如として空から降り注いだスコールのような雨が降ってから1年経つ。
 
3ヶ月経った頃は悪夢だと嘆き
半年過ぎた頃は悲劇だと哀しみ
1年が経過した今はドラマティックだったと遠い目をする。
 
しかし可愛かったなぁ。
今思い出そうとしても、映像に結びつくまでに時間がかかってしまって
しかもその映像の信憑性を考えると多少の疑問が出てくる有様で
あのコの顔は、もはやぼんやりとしたイメージでしか思い出せないけど、
とにかく可愛かったなぁ。
 
初夏の匂いが漂うあの海が見える待合所でガラスを隔てた黒い海を眺めてたキミ。
振り返ると同時にはにかんだような微笑を浮かべたキミ。
小さな顔と、魅力的な瞳と、流れるような鼻と、薄い桜色の唇。耳の形は覚えていない。
 
あれから1年。
片思いをしたり、彼女ができたり、別れたり、不倫をしたり、別れたり
結構刺激的な毎日を送っていたら、もう1年も経ってしまった。
 
あの夏と比べると、今の僕は確実に汚れきってしまったけど、
キミだけは、変わらずに、毎日を過ごしていることを願っています。
最近ね、自分が壊れていくのがわかるんです。
 
今年の夏は、どんな出来事が待っているのかなぁ。

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