2002年07月02日(火)  ――その、いろんなことが――。
この日記であまり性に関する話をしないのは、
僕が性に関して少なからず嫌悪感を抱いているという理由の他に何が挙げられよう。
 
僕は自慰行為というものが大嫌いで、自慰行為の裏に自己嫌悪が潜んでいるのが丸見えで
そんなことするならば夜の街に出て血眼になって
自慰に至らずとも慰めてくれる相手を探せばいいと思っているし、実際今までそうしてきた。
 
幸か不幸か、そういう欲望は数週間に1回かひどい時は数ヶ月に1回というサイクルで巡ってくるので
数週間に1回か数ヶ月に1回、血眼になって徘徊すればいいわけで、
そんな苦労は3ブロック先のコンビニまで歩いていくような事とたいして変わりない。
 
なぜ性に関して嫌悪感を抱いているのかなんて考えてもわからないし
考えたところで猿のように発情するわけではない。
ただ僕は――その、いろんなことが――面倒臭くて逃避しているだけなのかもしれない。
 
最近、彼女ができても数ヶ月もしくは数週間しか関係が続かなくなっているのは
性の不一致という原因も上位に挙げられよう。
彼女のことは好きなんだけど、ただ――その、いろんなことが――面倒臭くて面倒臭くて
すぐ背中を向けて寝てしまうのである。
 
恋人達のセックスレスという問題は、ものすごく深刻な問題で、時にそれは決定的で残酷な結果を導き出す。
セックスレスという事実が発覚したと同時に、もう、ある一種の2人の出口は見えているのだ。
 
この際だから本音も書いてしまうが、僕はセックスで2人の間を埋めることなんて無理だと思っている。
それは幻想だと、それは合理的解釈だと。
この僕の考えが性への逃避だということもわかっている。
それは幻想だと、それは合理的解釈だと。
 
 
 
「接近」と「逃避」の狭間で揺れ動きながら今夜も僕は彼女と身体を重ね合う。
汚れてしまった指で、その純潔なる背中を撫でながら何かを探り出そうとしている。
 
 
 
時計をすぐに買い換える人は飽きっぽい性格だなんてよく言ったもので、
僕もその法則にご多分に漏れずそっくりそのまま当てはまるのだが、
性というかセックスに関して僕が飽きっぽい性格であったならば
 
僕はかなり最低な人間ではないだろうか。

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