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| 2002年06月01日(土) 嫉妬と憎悪とキミとの関係。 |
| 久々にイライラしていた。 仕事で溜まったストレスを私生活で、しかも他人に対して発散するということは 人間的に許容されることではない。 「9時には帰ってくるね」 彼女はキッチンのテーブルに置き手紙を残して出掛けていた。 携帯にも同じ内容のメールが届いた。 僕は仕事で慢性的に疲れていて、職場では精一杯の笑顔でなんとか1日を乗り越えて 重い足取りと消化されつくした胃腸を引きずって部屋へ戻ったが 今日はお休みだから晩ご飯作っとくね。と朝日に負けないくらいの眩しい笑顔で言った彼女がいない。 シャワーを浴びて、風呂上がりのビールも我慢して彼女を待つことにした。 ワールドカップを見て、CMの度にチャンネルを野球に切り替えて無為な時間を過ごした。 サッカーも野球も終わり、スポーツニュースで試合結果を告げる時間に 彼女は罪悪感を臆面も見せない表情で帰宅した。 「どこ行ってたんだ」 思いのほか荒い口調になってしまって自分でも少し驚いたが、彼女はもっと驚いていた。 「メールぐらいすればいいじゃないか。晩ご飯も食べずに待ってたんだ。 だいたいご飯作る気もなかったくせに無責任なこと言うんじゃない。 僕といるより友達と遊んでいる方が面白かったら、そう言えばいいじゃないか。 お前にメールを何十回も送ってくる『タケシ』って奴といる方が楽しければ いつも一緒にいればいいじゃないか。お前の携帯の着信歴は10件中8件が『タケシ』じゃないか。 僕は見たんだ。メールだって見た。見て何が悪い?彼氏が彼女の携帯を見て何が悪い? お前が望むなら僕の携帯も見せてやるよ。ほら、見てみなよ。 僕が送ったメールは、今夜だけで5件。しかもお前に『いつ帰ってくる?』って内容だ。 お前はそんなメールが届いていると知っていながら『タケシ』と何やってたんだよ!」 僕は一気にまくしたてた。彼女は大きく瞳を見開いたまま涙を浮かべて身体を硬直させて 僕の話をただ聞いているだけだった。そして僕が一息つくと同時に彼女は声を出して泣き出した。 これは彼女に対する嫉妬なのか憎悪なのかわからない。 嫉妬ならまだ救いは残されているけど、 憎悪なら救いの道は残されていない。 お陰様で僕は彼女に対して嫉妬も憎悪も、基本的な愛情さえろくに抱くことができないので 今日はこんな日記を書いてみましたよ。 |
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