2002年05月29日(水)  ソース。
今日は休日だが、午後から大切な会議があるので徹夜で仕上げた大切な書類を持って職場へ行った。
 
早目に職場に到着してしまい、休憩室へ行くと後輩が弁当を食べていた。
 
「おつかれっっス!」
「やあ、お疲れさん」
「休日出勤っスか!大変っスねぇ!(モグモグ)」
「僕が休日の日に限って会議だもんなぁ」
「そんなもんっっス!(モグモグ)」
 
そんなもんっっス!とわかりきったようなことを言う後輩は一度も会議に出席したことがない。
 
「それ何スか?(モグモグ)」
「今日の会議で院長に提出する書類だよ。徹夜で仕上げたんだ」
「あ、この明太子、婦長さんのお土産っス。食べますか?(モグモグ)」
後輩は人の話を全然聞いていない。
おまけに僕は飯もないのに、明太子食べますかと問い掛けてくる。
 
「ちょっと見せて下さい(モグモグ)」
後輩は箸を右手に持って左手に書類を持って眺め始めた。
しきりに頷いたり「ほほぅ」など言ったりしていたが
「わけわかんねっス」
と僕が徹夜で仕上げた書類を一言で評価した。そして
 
「アッ!!!」
 
という叫びと共に、ソースまみれの唐揚げを書類に落とした。
僕は驚きとショックで愕然として声さえ出せなかった。
 
「先輩、すいませんっっス!あぁ!ティッシュティッシュ!!あぁ、落ちない!
先輩、すいませんっっス!すいませんっっス!!先輩、もうこの唐揚げ食えないっスかねぇ」
 
僕が他人に対して殺意を抱くなんてすごく珍しいことだ。

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