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| 2002年04月28日(日) キャンプに行きました。 |
| 「自然と同一化することこそがアウトドアの極意!」 友人は曇天模様の空の下で、河原を背景にしてそう叫んだ。 旧友7人と片道40分のキャップ場に来ている。 このリーダー格の友人は偉そうにアウトドアの極意云々と叫んでいるが、 バーベーキューセットを新車に積まれてつい先程まで口も聞いてくれなかったのだ。 男4人女3人。 女性は女性らしく手際よく肉を準備したり野菜を切ったりしている。 女性は女性らしく炭を触ると手が汚れるという当然の理由で、火を起こそうとしない。 僕を除く男3人は、自慢の釣竿を自慢し合いながら、河原へ釣りに行ってしまった。 俺はこの川でフナを釣ったことがある。いや、俺なんて40センチばかりのブリを釣った。 ちょっと待て、聞いて驚け、俺なんかマグロを釣ったんだ。 なんて嘘か本当かわからない話をしながら楽しそうに河原へ向かって行ったけど、 キャンプというシュチエーションで、男らしさを前面に出して釣りをすると魚に無視されるという事実は この男3人を除く他の誰から見ても明らかだったし実際2時間後に肩を落として 戻ってくる姿を見ることになった。 おかげで焼き魚は食べることができなかったけど、 大きな河原で、肉や野菜をつつきながら旧友達と恋愛観や結婚観を聞くのはとても楽しくて 1人の友人は変に酔っ払って妙にハイテンションになって、 なぜか大声で「雪の降る街を」を歌いながらTシャツだけ脱いで川へ飛び込んだけど、 みんなに川の水と同じくらいに冷たく無視されてリーダー格の友人からは 「お前は帰りの車には乗せない。歩いて帰れ。もしくは泳いで帰れ。むしろ溺れろ」 なんてひどいことを言われてすっかりへこんでしまって焦げて落ち葉のようにボロボロになってしまった 豚肉を1人でつついていた。 周囲を見ると家族連れが多い。小さなテントを建てているカップルもいる。 星空を見上げながら、愛を語り合い、 小さなテントの中で、体を探り合うのだ。 僕達はその小さなテントの近くでこれ見よがしに花火をするのだ。 友人達と「恋愛とは線香花火のようだ!」と語り合いながら 4月の花火を眺めるというゴールデンウィークを過ごしてみたいけど僕は仕事です。 |
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