2002年04月23日(火)  灼熱の体育館。
この度、我が職場ではバレーボール部が結成されたらしい。
退屈な休日の午後、後輩からの電話。
 
「先輩っ!今日は初練習っスよ!」
「え?何の?」
「バルェェー(巻舌)ボールっス!」
「え?どこの?」
「うちの職場っス!」
「え?聞いてないよ」
「言ってないっス!」
 
バレー部が結成されたことも今日が初練習だということも寝耳に水だった。
世の中の様々な出来事はいつも僕の知らないところでどんどん進んでいる。
 
バレー部が結成されたことも
今日が初練習だということも
練習場所の小学校の体育館を押さえているということも
ユニホームの色がピンクだということも
チーム名が「ナーシングバレー倶楽部」ということも
全然知らなかったしどう考えても「ナーシングバレー倶楽部」は却下したかった。
 
体育館でストレッチをしながら(しっかり参加している)
僕は体育館中に響き渡る声で言った。
「え〜!ナーシングバレー倶楽部ぅ〜!?ダサー。誰が決めたんだよこんな名前」
どうしてもチーム名だけは却下したかった。
「婦長さんっっス!」
後輩が僕に負けじと体育館中に響き渡る声でそう言った。
僕は慌てて婦長の方を振り向くと、すでに婦長は僕の後ろに立っていて、
ウサギを追い詰めたライオンのように含み笑いを浮かべていた。
 
「よし!頑張ろう!我が誇り高きナーシングバレー倶楽部!!」
僕は環境への適応に関してはずば抜けて優れている。

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