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| 2002年03月13日(水) イメージの再構築。 |
| というわけで今日の日記は 冷蔵庫が壊れている池袋のウィークリーマンションで書いています。 しかしウィークリーマンションってあれですね。ビジネスホテルより使いづらいです。 極端な話、何も置いてません。部屋をぐるりと見渡してみます。 見渡すといっても180度ぐらいしか首を回せない狭さだけど。 電子レンジがあります。 電子レンジがまだ一般家庭に存在しなかった頃に発売されたような形をしています。 僕は最初、これはアンティークな飾り物だと思ってしまいました。 ベッドがあります。 部屋の真ん中にベッドがあります。部屋の真ん中に佇んでいるお陰で あらゆるところにデッドスペースが存在します。 シンクがあります。 僕の家の近所の定食屋の和式トイレより小さいシンクがあります。 電気コンロがあります。 部屋が完成して管理人さんが部屋を見渡してみてフムフムと満足気に肯いていると 突然「アーッ!!」と叫んで、慌てて業者を呼んで取り付けたような電気コンロがあります。 ユニットバスがあります。 終末の風俗店顔負けの狭さです。大人1人やっと入れません。 テレビがあります。 僕はまだ鹿児島にいるということが抜けきれてないためか いつまでもテレビの前に座って「ドォーモ」(ローカル番組)がやっていないかと チャンネルを回し続けていました。 冷蔵庫があります。 壊れてます。全然冷えてないです。むしろ小さなサウナと化しています。 部屋は9階です。高いです。風俗店のネオンが光る池袋の夜景を眺めるために カーテンを開けたら、隣のビルの壁しか見えません。 タオルだってありません。先程ローソンにタオルと洗面道具を買いに行きましたが 誰かが僕が来た道に魔法をかけてまして、マンションから徒歩3分の距離を 20分かけて帰宅しました。このように僕は救い様のない方向音痴なのです。 そういえばティッシュもありません。 もし、今ここで、突然、溢れんばかりに、鼻水が流れ出したら、 僕はそれを止めるすべを持っていないのです。 というわけで鼻水が溢れないうちに今日は就寝します。 実は僕は夜勤明けなのです。今日は朝まで働いていたのです。 何万キロ先の病院で患者さんに注射を打っていたのです。 「おつかれさまでした」と看護婦さんに言って、その足で池袋までやってきたのです。 こういう人生って、少し楽しい。 |
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