2002年03月11日(月)  人は考える葦かしら。
毎日毎日いろんなことに頭を悩まして、自問自答を繰り返し、
見当違いの答えばかり出しているけど、
人生には(人生なんて言葉を一丁前に使う歳でもないけど)、
疑問に思ってはいけないことも結構存在する。
 
結構存在する。
 
例えば、食べるということ。
どうして僕は目の前の白ご飯に心奪われているわけでもないのに
自然に箸が進むんだろう?
こんな疑問は、野暮です。毎日ご飯を食べることに倫理も哲学も必要ないのです。
 
「食べる」ということは「愛」だ!
 
なんてグルメ雑誌にさも決定事項かのように書いてあるけど、
そんなものは建前なんです。
「食べる」ということは「空腹」なんです。
「食べる」は「空腹」以外に繋がっているものは存在しない。
「空腹」は「満腹」に繋がって「満腹」は「糞」に繋がるのです。
「糞」に哲学なんて存在しないのです。
 
同様に生理的な現象(眠る、呼吸する、排泄する)に疑問を持つのはナンセンスです。
ほっといても眠くなるし、息をするし、糞は垂れるのです。
 
しかし、生理的現象以外にも疑問に持ってはならないことが実に多々存在するのです。
 
仕事をするということ。
 
これも疑問に持ってはいけません。わかりますね?
世のため人のため?そんな馬鹿な。
僕のため金のため生きるため。結局はそれなんです。
僕は看護という職に従事していて「看護とは奉仕の精神」なんて学校で
耳にタコができるほど聞かされましたが、やはりそんなのは建前なんです。
 
心が狭いですか?狭いかもね。
だけどね、綺麗事を語るほど、僕は経済的に余裕があるわけじゃないんです。
仕事をするということと、糞を垂れ流すということ。たいして変わりはないんです。
 
お腹が痛くなったらトイレに駆け込むでしょ?
お金がなくなったら仕事をするしかないんです。
 
だからキミは、考え過ぎなんです。
仕事のことでそんなに悩んじゃあ、いけない。
僕達が常に考えなければいけないことは次の休みは何をしよう?ということだけで充分なんです。

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