2002年02月25日(月)  母親。
久し振りに部屋に母が来た。
カレーを作ってくれてキッチンのテーブルで一緒に食べた。
久し振りに手作りのカレーを食べた。当たり前だけど母の味がした。
 
もう僕は年頃の少年ではないので、母と買い物に行っても
恥かしいなんて全然思わないので、母が来る度にスーパーへ買い物へ行く。
僕はもう社会人なので母に服やCDを買ってなんてねだれないけど、
米や野菜はねだることができる。一般食料品は罪悪感を感じないのだ。
 
というわけで米と野菜と冷凍食品と味噌を買ってもらう。
25歳主任看護士、母親から食料品を買ってもらう。
 
買い物中は母親の傍らから一時も離れられない。
少しでも離れると
「マー君!ちょっと来て!これ安いよー!」
なんて叫ばれてひどく恥かしい思いをするのだ。
 
母親の中では、僕はいつまでも「マー君」なんだなあ。と切に感じる。
まあ、職場でも彼女からも「マー君」呼ばわりされてるけど。
 
スーパーの帰りにブテックに寄って、母が洋服を買う。
 
家に帰り、聞いたこともない鼻歌を鳴らしながら、さっそく試着する母。
「どう?」
母が僕の前に立つ。
 
「いいよ。似合ってる。お歳暮みたい」
と言うと、頭をこづかれて大笑いしていつの間にか眠ってしまった。
母は寝るのが早い。8時には布団を敷いて、小説を読み始める。
これは昔から変わっていない。
 
しかし朝が早い。5時には起きて部屋の掃除を始める。
朝の5時に掃除機をかけても罪悪感を感じないらしい。
実家では、何時に掃除をかけようが構わないけど、
ここは壁の薄い安アパートなので、すこしは考えて欲しい。
 
「あら、構わないわよ。悪いことしてるわけじゃないし」
 
現在、午前3時。母親はあと2時間後に起床して部屋の掃除を始める。

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